龍谷大学 履修要項

専攻科目の教育目的および履修方法

最終更新日: 2025年3月10日

2025年度入学生社会学部

【1】専攻科目とは

専攻科目は専門領域に関する科目で、学部が定めた「学位授与の方針」(ディプロマポリシー)と「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラムポリシー)に沿って、学生が専門的な知識や経験を得、本学部卒業生にふさわしい資質を身につけることを目的に配置されています。

  1. 基礎教育科目A群
  2. 基礎教育科目B群
  3. 専門教育科目群
  4. プロジェクト科目群
  5. ライフデザイン科目群
  6. 卒業論文科目

【2】専攻科目の履修方法

(1)「必修科目」「選択必修科目」について

「必修科目」として指定されている、「基礎教育科目A群」20単位、「基礎教育科目B群」4単位、卒業論文科目8単位を必ず履修しなければなりません。
また、「選択必修科目」として指定されている科目から、「基礎教育科目B群」6単位以上、「専攻教育科目群」20単位以上、「プロジェクト科目群」8単位以上を必ず履修しなければなりません。
上記66単位以外に、「専攻教育科目群」から6単位、「ライフデザイン科目群」から12単位、合計18単位以上を履修しなければなりません。

(2)先修制について

下表のとおり先修制をとっています。先修条件を満たしていない場合、履修することができません。
※下表B群に示す科目を履修登録するためには、A群の科目の単位修得が条件となります。

A群 B群
ICTリテラシー実習A ICTリテラシー実習B
社会統計学Ⅰ 社会統計学Ⅱ
ドキュメンタリー実践Ⅰ ドキュメンタリー実践Ⅱ
メディアコンテンツ技法Ⅰ メディアコンテンツ技法Ⅱ
文章表現の技術(基礎) 文章表現の技術(発展)
社会福祉原論

ソーシャルワーク実習Ⅰ

ソーシャルワークの基盤と専門職
ソーシャルワーク演習Ⅰ
※上記を含み社会福祉士指定科目20単位以上
社会福祉原論

精神保健福祉実習

ソーシャルワークの基盤と専門職
ソーシャルワーク演習Ⅰ
※上記を含み精神保健福祉士指定科目20単位以上
社会福祉士指定科目のうち50単位以上 ソーシャルワーク実習Ⅱ

【3】「キャリア啓発科目」と「キャリア形成科目」

社会学部はキャリア教育を重視しています。その一環として、以下の科目を設けています。

1. キャリア啓発科目

学生自身による「進路動機づけ」を後押しする科目です。早い段階から自身の将来をイメージし、主体的にキャリア形成できるようになることを狙いとしています。社会で特に必要とされる論理的な思考力やコミュニケーション能力などの向上を目指します。

科目名:「キャリアデザイン論」
何のために大学に入り大学で何をしたいのか、社会でどのように貢献・活躍したいのか――など、将来のイメージに関わることがらを自分の言葉で語れるようになることを目指します。キャリア形成をしていく上で重要となる「考え方」と「知識」を身につけます。

2. キャリア形成科目

「働くとはどういうことか」、「職業とは何か」といった問題について、社会・政治経済・雇用環境などさまざまな観点から捉え、実社会への理解を深めることによって、学生の主体的な進路選択を支援する科目です。

科目名:「キャリアプランニング論」
比較的高年次生を対象に、職業を通じた人生のあり方を考えるきっかけをつかむことを目的にしています。職業選択に関する具体的な方法論や将来のキャリアアップ(職業を通じた人生の質の向上)に向けた心構えなども学修します。

科目名:「プロジェクトマネジメント」
社会で生きていく上において「目標」がいかに大きな役割を果たすかを学び、目標達成のために物事にどのように向き合っていくべきかを、実際のプロジェクトマネジメント(プロジェクト運営)をとおして理解することを目的にしています。

【4】卒業論文

1.スケジュール

ポータルサイト等でお知らせします。提出を遅延すると単位が認められないので注意してください。

2.書式

(1)作成

文書作成ソフト(Word)使用を原則とします。

(2)分量

  1. 卒業論文の分量は、ページ数ではなく、文字数で制限します。本論20,000字を上限とします。
  2. 制限文字数は、次のとおりです。
    表紙
    目次
    制限文字数に含みません。
    本論 14,000字以上
    注釈
    参考文献
    制限文字数に含みません。
  3. 制限文字数を超える場合は、指導教員と相談してください。

(3)書式設定

  1. 用紙サイズ:A4
  2. 1ページ文字数と行数
    次の表を参考に、読みやすい適切な文字サイズ、文字×行数に設定すること。
    文字サイズ 10.5ポイント
    1行文字数×1ページ行数 40字×30行
  3. 余白
    上下左右30mm
  4. ページの番号
    ページの下・中央(本論から付してください)
    ※パソコンの機種やソフトの制約等で問題が生じるときには、指導教員に相談してください。

(4)表記法

数字・カッコ記号、注のつけ方等の表記法については、指導教員の指示に従ってください。

3.提出

manabaでの提出となります。提出に関する事項については、別途ポータルサイト等でお知らせします。

【5】科目ナンバリング

社会学部開講科目ナンバリング

科目ナンバリングとは、授業科目に適切な番号を付し分類することで、学修の段階や順序等を表し、教育課程の体系性を明示する仕組みです。社会学部開講科目のナンバリングコードは次のとおりです

例:「児童福祉論」の科目ナンバリングである「C-11-SWS-2-3-S」の場合、①社会学部、②総合社会学科開講、③社会福祉学科目分類、④大学2年次の難易度、⑤選択科目、⑥社会福祉士課程科目であることを示す。

ナンバリング科目分類・略語表

参考:科学研究費助成事業「系・分野・分科・細目表 付表キーワード一覧」(日本学術振興会)

なお、「ゼミナール」については、龍谷大学社会学部教務課として科目分類(略号)を設定する。

【総合社会学科】科目ナンバリング

科目名 科目ナンバリング
基礎ゼミナールA C-11-SEM-1-1
基礎ゼミナールB C-11-SEM-1-1
社会学への招待 C-11-SOC-1-1
社会学概論 C-11-SOC-1-1-SP
社会福祉学への招待 C-11-SWS-1-1
社会イノベーション実践論 C-11-SOC-1-1
共感とコミュニケーション C-11-SWS-1-1
社会調査入門 C-11-SOC-1-1-R
社会統計学Ⅰ C-11-SOC-1-1-R
ICTリテラシー実習A C-11-EDT-1-1
ICTリテラシー実習B C-11-EDT-1-1
公共社会学Ⅰ C-11-SOC-2-1
公共社会学Ⅱ C-11-SOC-2-1
社会学の歴史と理論 C-11-SOC-2-2
社会福祉原論 C-11-SWS-2-2
文化人類学 C-11-CUA-2-2
多様性の社会学 C-11-SOC-2-2
グローバルヒストリー C-11-HSG-2-2
質的調査法 C-11-SOC-2-2-R
量的調査法 C-11-SOC-2-2-R
ソーシャルワークの基盤と専門職 C-11-SWS-2-2-SP
社会参画技法 C-11-SOC-2-3
ICTリテラシー技法 C-11-EDT-2-2
逸脱と犯罪の社会学 C-11-SOC-2-3
ジェンダーと家族の社会学 C-11-SOC-2-3
教育社会学 C-11-SOC-2-3
階層と格差の社会学 C-11-SOC-2-3
地域発展論 C-11-SOC-2-3
政治経済学 C-11-ECT-2-3
市民社会の歴史と現在 C-11-SOC-2-3
環境社会学 C-11-SOC-2-3
歴史と記憶の社会学 C-11-SOC-2-3
差別と排除の社会学 C-11-SOC-2-3
宗教社会学 C-11-SOC-2-3
宗教学概論 C-11-RES-2-3
人文地理学 C-11-HUG-2-3
社会探究実習 C-11-SOC-2-3
観光社会学 C-11-SOC-2-3
グローバリゼーションの社会学 C-11-SOC-2-3
集団とネットワークの社会学 C-11-SOC-2-3
地域社会学 C-11-SOC-2-3
子ども社会学 C-11-SOC-2-3
都市社会学 C-11-SOC-2-3
情報社会論 C-11-SOC-2-3
アートと社会 C-11-SOC-2-3
音楽社会学 C-11-SOC-2-3
文化と表象の社会学 C-11-SOC-2-3
国際文化論 C-11-SOC-2-3
カルチュラルスタディーズ C-11-SOC-2-3
ポピュラーカルチャー論 C-11-SOC-1-3
文化とメディア C-11-SOC-2-3
メディア論 C-11-SOC-1-3
メディア産業論 C-11-SOC-1-3
社会問題とメディア C-11-SOC-1-3
リスクコミュニケーション論 C-11-SOC-1-3
メディアの社会学 C-11-SOC-2-3
ジャーナリズム論 C-11-SOC-2-3
ジャーナリズム倫理 C-11-PHE-2-3
共生のジャーナリズム C-11-SOC-2-3
人権とメディア C-11-SOC-2-3
デジタルメディア論 C-11-SOC-2-3
ネット映像技法 C-11-SOC-2-3
アジアのメディア C-11-SOC-2-3
防災とメディア C-11-SOC-2-3
調査報道論 C-11-SOC-2-3
メディア史 C-11-SOC-2-3
メディアの技術史 C-11-SOC-2-3
コピーライティング論 C-11-SOC-3-3
ドキュメンタリー理論 C-11-SOC-2-3
ドキュメンタリー実践Ⅰ C-11-SOC-2-3
ドキュメンタリー実践Ⅱ C-11-SOC-3-3
映画論 C-11-SOC-2-3
メディアコンテンツ技法Ⅰ C-11-SOC-2-3
メディアコンテンツ技法Ⅱ C-11-SOC-3-3
文章表現の技術(基礎) C-11-SOC-1-3
文章表現の技術(発展) C-11-SOC-1-3
メディア・リテラシー C-11-SOC-2-3
ジャーナリズムの作文技術 C-11-SOC-2-3
インタビュー技法 C-11-SOC-3-3
広報コミュニケーション論 C-11-SOC-2-3
広告と社会 C-11-SOC-2-3
ラジオ番組制作 C-11-SOC-2-3
映像制作演習 C-11-SOC-2-3
健康とライフスタイル C-11-AHS-1-3
健康と病の社会学 C-11-SOC-2-3
現代の精神保健の課題と支援Ⅰ C-11-SWS-2-3-P
現代の精神保健の課題と支援Ⅱ C-11-SWS-2-3-P
精神医学と精神医療 C-11-SWS-2-3-P
精神保健福祉制度論 C-11-SWS-2-3-P
精神保健福祉の原理 C-11-SWS-2-3-P
精神障害リハビリテーション論 C-11-SWS-3-3-P
現代生活と保健衛生 C-11-HPH-2-3
レクリエーション実技 C-11-AHS-2-3
アウトドアスポーツ演習A C-11-SPS-2-3
アウトドアスポーツ演習B C-11-SPS-2-3
クラブ活動演習 C-11-AHS-2-3
レクリエーション運営 C-11-AHS-2-3
地域とスポーツ C-11-SPS-2-3
レクリエーション演習 C-11-AHS-3-3
スポーツ社会学 C-11-SPS-1-3
スポーツとビジネス C-11-SPS-1-3
スポーツと身体 C-11-SPS-1-3
障害者スポーツ論 C-11-SPS-1-3
健康心理学 C-11-AHS-2-3
ヒューマンパフォーマンス心理学 C-11-AHS-2-3
スポーツ史 C-11-SPS-2-3
スポーツと文化 C-11-SPS-3-3
スポーツ組織と運営 C-11-SPS-2-3
コーチング論 C-11-SPS-2-3
スポーツメディア論 C-11-SPS-3-3
スポーツ政策論 C-11-SPS-3-3
刑事司法と福祉 C-11-SWS-2-3-SP
高齢者福祉論 C-11-SWS-2-3-S
障害者福祉論 C-11-SWS-2-3-SP
社会福祉調査の基礎 C-11-SWS-2-3-SP
多文化共生論 C-11-SWS-1-3
貧困に対する支援 C-11-SWS-2-3-S
社会的企業論 C-11-SWS-2-3
社会保障論 C-11-SWS-2-3-SP
医学概論 C-11-GIM-2-3-SP
心理学と心理的支援 C-11-CLI-2-3-SP
保健医療と福祉 C-11-SWS-3-3-S
地域福祉論 C-11-SWS-2-3-SP
国際福祉論 C-11-SWS-2-3
福祉とケアの社会学 C-11-SWS-2-3
障害学 C-11-SWS-3-3
ボランティア・NPO論 C-11-SWS-1-3
児童福祉論 C-11-SWS-2-3-S
ソーシャルワークの理論と方法(共通) C-11-SWS-2-4-SP
喪失とグリーフケア C-11-SWS-2-3
権利擁護を支える法制度 C-11-SWS-3-3-SP
インクルーシブ教育(生涯学習支援基礎A) C-11-SWS-2-3
インクルーシブ教育(生涯学習支援基礎B) C-11-SWS-2-3
インクルーシブ教育(ダンス・ムーブメント療法A) C-11-SWS-2-3
インクルーシブ教育(ダンス・ムーブメント療法B) C-11-SWS-2-3
インクルーシブ教育(音楽療法A) C-11-SWS-2-3
インクルーシブ教育(音楽療法B) C-11-SWS-2-3
社会共生演習A C-11-SWS-3-2
社会共生演習B C-11-SWS-3-2
ソーシャルワーク演習Ⅰ C-11-SWS-2-2-SP
ソーシャルワーク実習指導Ⅰ C-11-SWS-3-2-S
ソーシャルワーク実習指導Ⅱ C-11-SWS-3-2-S
精神保健福祉援助実習指導Ⅰ C-11-SWS-3-2-P
精神保健福祉援助実習指導Ⅱ C-11-SWS-3-2-P
社会共生実習A C-11-SOC-3-2-R
社会共生実習B C-11-SOC-3-2-R
ソーシャルワーク実習Ⅰ C-11-SWS-3-2-S
精神保健福祉援助実習 C-11-SWS-3-2-P
社会統計学Ⅱ C-11-SOC-2-3-R
多変量解析 C-11-SOC-2-3-R
ソーシャルワークの基盤と専門職(専門) C-11-SWS-2-3-S
ソーシャルワークの理論と方法(専門) C-11-SWS-3-3-S
ソーシャルワーク演習Ⅱ C-11-SWS-3-3-S
ソーシャルワーク演習Ⅲ C-11-SWS-4-3-S
ソーシャルワーク実習指導Ⅲ C-11-SWS-4-3-S
ソーシャルワーク実習Ⅱ C-11-SWS-4-3-S
福祉サービスの組織と経営 C-11-SWS-3-3-S
精神保健福祉援助技術論 C-11-SWS-3-3-P
精神保健援助演習Ⅰ C-11-SWS-3-3-P
精神保健援助演習Ⅱ C-11-SWS-3-3-P
日本史概説 C-11-JPH-2-3
外国史概説 C-11-HSG-2-3
自然地理学 C-11-GGR-2-3
地理学(地誌) C-11-HSG-2-3
経済原論 C-11-ECT-2-3
哲学概論 C-11-PHE-2-3
法学概論 C-11-FUL-2-3
政治学概論 C-11-POL-2-3
キャリアデザイン論 C-11-SOC-1-3
キャリアプランニング論 C-11-SOC-2-3
プロジェクトマネジメント論 C-11-SOC-2-3
労働と暮らしの社会政策 C-11-SOC-3-3
労働法 C-11-FUL-2-3
プレゼンテーション技法 C-11-SOC-1-3
ファシリテーション技法 C-11-SOC-1-3
キャリア実習 C-11-SOC-1-3
社会起業演習A C-11-SOC-3-3
社会起業演習B C-11-SOC-3-3
矯正・保護入門 C-05-CRL-1-3
矯正概論A C-05-CRL-2-3
矯正概論B C-05-CRL-2-3
矯正教育学A C-05-CRL-2-3
矯正教育学B C-05-CRL-2-3
矯正社会学A C-05-CRL-3-3
矯正社会学B C-05-CRL-3-3
犯罪心理学A C-05-CRL-3-3
犯罪心理学B C-05-CRL-3-3
成人矯正処遇 C-05-CRL-3-3
更生保護概論A C-05-CRL-2-3
更生保護概論B C-05-CRL-3-3
保護観察処遇 C-05-CRL-3-3
青少年問題 C-05-CRL-3-3
犯罪学 C-05-CRL-2-3
卒業論文演習A C-11-SEM-4-1
卒業論文演習B C-11-SEM-4-1
卒業論文 C-11-SOC-4-1