龍谷大学 履修要項

諸課程

最終更新日: 2026年3月10日

2026年度入学生文学部

【1】本願寺派学階課程

1)学階の種類

勧学、司教、輔教、助教、得業

2)昇階の定年(学階規程第9条第1項関係)

得業から助教への昇階 3年
助教から輔教への昇階 4年
輔教から司教への昇階 7年

3)学階試験

予試
真宗学または仏教学に関する論文と口述試問

本試
真宗学及び仏教学に関する問題について行い、その試験方法及び範囲は次に掲げるとおりとする。

  筆記試験 口述試問
輔教の本試 真宗学または仏教学 同左
助教の本試 真宗学は宗祖部
仏教学は天台教義及び華厳教義
同左
得業の本試 真宗学は宗祖部
仏教学は倶舎教義及び唯識教義
同左

殿試
学階取得の基礎となる殿試が、毎年春秋2回勧学寮で実施される(殿試規程第2条第2項)。
殿試とは、初めて学階を取得するときに受けなければならない試験であり(学階規程第5条)、宗意安心に関する試問をいう(殿試規程第2条第1項)。

4)学階試験(予試本試)の免除

学階規程第15条にもとづき、龍谷大学卒業生で所定科目の単位修得者は、学長の推薦により次のとおり学階試験の予試及び本試を免除する。(ただし、既に助教または得業の学階を有し、現学階取得後の進路によって学階規程第15条に該当する輔教または助教の予試及び本試の免除資格を満たしたものは、同規程第9条第1項の昇階定年にかかわらず、当該学階の授与を願い出ることができるものとする。

輔教

○龍谷大学大学院文学研究科修士課程修了生で、真宗学または仏教学を専攻した者
○龍谷大学大学院実践真宗学研究科修士課程修了生で、実践真宗学研究科履修要項掲載の所定科目の単位を修得し、かつ修士論文を提出した者

助教
龍谷大学文学部真宗学科または仏教学科の卒業生(1991年度以前入学生は仏教学科真宗学専攻または仏教学専攻の卒業生)で、所定科目の単位を修得した者

得業
龍谷大学短期大学部仏教科卒業生

5)学階試験(予試本試)の免除に係わる特例

(ここでいう「有資格者」「資格者」とは、助教または輔教の予試および本試の免除資格を有するものをいう)

特例①

龍谷大学文学部真宗学科または仏教学科の卒業生(1991年度以前入学生は仏教学科真宗学専攻または仏教学専攻の卒業生)で、龍谷大学大学院文学研究科修士課程(真宗学専攻または仏教学専攻)を修了した場合、助教または無学階者であっても、龍谷大学文学部真宗学科または仏教学科の卒業生(1991年度以前入学生は仏教学科真宗学専攻または仏教学専攻の卒業生)をもって助教有資格者とみなし、学部を卒業して4年後に輔教授与願出の資格あるものとする。ただし、助教を願い出る場合は、助教所定科目を修得しておかなければなりません。

特例②

他大学の卒業生、龍谷大学文学部以外の学部の卒業生、龍谷大学文学部真宗学科または仏教学科の卒業生(1991年度以前入学生は仏教学科真宗学専攻または仏教学専攻の卒業生)以外の学科の卒業生で、龍谷大学大学院文学研究科修士課程(真宗学専攻または仏教学専攻)を修了した場合、無学階者であっても、その修士課程入学をもって助教有資格者とみなし、その修士課程に入学して4年後に輔教授与願出の資格を得られるものとする。
ただし、助教または得業を願い出る場合は、予試本試免除論文を提出し、学階審査委員会の審査を経なければならない(学階規程第14条ロの項)。助教または得業の願出については、出身大学・学部・学科により、次のとおり手続き方法が区分される。

区分イ

○龍谷大学文学部以外の学部の卒業生

○他大学の文学部または仏教学部等の卒業生
龍谷大学大学院文学研究科修士課程(真宗学専攻または仏教学専攻)在学中より助教または得業の願出ができる。

区分ロ

龍谷大学文学部真宗学科または仏教学科の卒業生(1991年度以前入学生は仏教学科真宗学専攻または仏教学専攻の卒業生)以外の学科の卒業生
龍谷大学大学院文学研究科修士課程(真宗学専攻または仏教学専攻)在学中より助教または得業の願出ができる。所定科目を修得し、その成績が優秀な者については、特例③が適用されるため、予試本試免除論文の提出を必要としない。

区分ハ

区分イの適用のない他大学の卒業生
龍谷大学大学院文学研究科修士課程(真宗学専攻または仏教学専攻)修了後に助教または得業の願出ができる。

特例③

龍谷大学文学部の卒業生で、真宗学科または仏教学科の卒業生(1991年度以前入学生は仏教学科真宗学専攻または仏教学専攻の卒業生)以外の学科を卒業した者の内、所定科目を修得し、その成績が優秀な者には、学階試験委員会の審査を経て、助教または得業の予試本試が免除される(学階規程第15条第2項)。

6)適用上の注意

この規則は、1988年度からの施行であり、1986年度以降文学部入学生及び1988年度以降大学院文学研究科修士課程入学生に適用されるものであるので、1985年度以前文学部入学生及び1987年度以前大学院文学研究科修士課程入学生については、当該入学年度の履修要項「本願寺派学階課程」が適用される。

付 則

この規則は、1988年4月1日から施行し、1986年度文学部入学生及び1988年度以降大学院文学研究科修士課程入学生より適用する。(1988年1月27日教授会決定)

1992年度の真宗学科及び仏教学科開設に伴い一部改正(1992年3月4日教授会承認)

この規則は、浄土真宗本願寺派の学階規程に係わる内規の一部改正に伴い、2002年4月1日から施行する。(2003年1月15日教授会承認)

この規則は、浄土真宗本願寺派の学階規程に係わる内規の一部改正に伴い、2007年4月1日から施行する。(2007年2月23日教授会承認)

学階にかかわる上記履修要項上の規定は本願寺宗務所で管理されてきた各種の規程の解釈を整理し、成文化したものです。したがって、学階課程を既に履修した者の利益を考慮し、実務上はその適用を遡及させています。ただし、下記に表示されている学階課程としての所定科目については、原則として、在学時の履修要項が適用されます。
また、助教及び得業については、文学部卒業後の科目等履修も可能です。

2020年度以降入学生

助教所定科目 得業所定科目
科目 規定単位数 科目 規定単位数
真宗学概論A1及びA2 4 真宗学概論A1及びA2 4
仏教学概論A1及びA2 4 仏教学概論A1及びA2 4
浄土教概論
浄土教理史A及びB
真宗聖典学A及びB
12
(ア~エの中から4単位を
含んで12単位)
浄土教理史A及びB
仏教聖典学概論A及びB
真宗伝道学A及びB
真宗教学史A及びB
4
仏教聖典学概論A及びB
インド仏教教学史A及びB
中国仏教教学史A及びB
日本仏教教学史A及びB
真宗伝道学A及びB
真宗教学史A及びB
比較思想論
真宗史A及びB ア~キの中から4単位 真宗史A及びB ア~カの中から4単位
仏教文化史概論A及びB 仏教文化史概論A及びB
インド仏教史A及びB インド仏教史A及びB
西域仏教史A及びB 西域仏教史A及びB
中国仏教史A及びB 中国仏教史A及びB
日本仏教史A1及びA2 日本仏教史A及びB
日本仏教史B1及びB2
真宗学科開講特殊講義 16 真宗学科開講特殊講義 8
真宗学科開講講読 真宗学科開講講読
仏教学科開講特殊講義 仏教学科開講特殊講義
仏教学科開講講読 仏教学科開講講読

【2】社会福祉主事任用資格課程

希望者は厚生労働大臣の指定する科目3科目以上を修得して卒業してください。

注 意

「心理学」及び「心理学概論A」「心理学概論B」の3科目や「倫理学A」及び「倫理学B」「倫理学概論」の3科目を修得しても、厚生労働大臣の指定する科目を3科目修得したことはなりませんので、注意してください。

厚生労働大臣の指定する科目 本学開講科目
社会福祉概説 【専攻科目】 社会事業概論(4単位)
社会事業概説(4単位)
社会福祉事業史 【専攻科目】 社会事業史(4単位)
精神障害者保健福祉論 【専攻科目】 精神保健学
法学 【専攻科目】 法学概論(4単位)
経済学 【専攻科目】 経済原論(4単位)
心理学 ※1 【教養科目】 ①心理学(4単位)
【専攻科目】 ②心理学概論(4単位)
③心理学概論A(2単位)及び心理学概論B(2単位)【2022年度以前入学生対象】
④心理学概論(2単位)【2018年度以降入学生対象】
社会学 【専攻科目】 社会学概論(4単位)
社会学概説(4単位)
教育学 ※2 【教養科目】 ①教育原論A(2単位)及び教育原論B(2単位)
【専攻科目】 ②教育学概論(4単位)【2023年度以前入学生対象】
③教育学概論(2単位)【2024年度以降入学生対象】
倫理学 ※3 【教養科目】 ①倫理学入門(2単位)【2014年度以前入学生対象】
②倫理学A(2単位)及び倫理学B(2単位)【2015年度以降入学生対象】
【専攻科目】 ③倫理学概論(4単位)
④倫理学概論A(2単位)及び倫理学概論B(2単位)
⑤倫理学概論(2単位)【2017年度以降入学生対象】
医学一般   医学概論

★開講状況は年度によって異なるため、各自シラバス等で確認してください。

※1 ①から④の1つの組み合わせで厚生労働大臣の指定する科目「心理学」分野1科目となります。「心理学概論A」または「心理学概論B」の1科目のみの修得だけでは、厚生労働大臣の指定する科目「心理学」分野1科目を修得したことにはなりません。

※2 ①から③の1つの組み合わせで厚生労働大臣の指定する科目「教育学」分野1科目となります。「教育原論A」または「教育原論B」の1科目のみの修得だけでは、厚生労働大臣の指定する科目「教育学」分野1科目を修得したことにはなりません。

※3 ①から⑤の1つの組み合わせで厚生労働大臣の指定する科目「倫理学」分野1科目となります。「倫理学A」または「倫理学B」の1科目のみの修得だけでは、厚生労働大臣の指定する科目「倫理学」分野1科目を修得したことにはなりません。

【3】児童指導員任用資格・児童の遊びを指導する者任用資格

児童福祉施設において直接児童と関わる職種をめざす場合に有効な資格として、「児童指導員任用資格」、「児童の遊びを指導する者」があります。「児童指導員」は児童養護施設等で、「児童の遊びを指導する者」は児童厚生施設で必置とされる職種です。法律の定めにより、これら職種に任用されるための条件があります。

1.児童指導員任用資格

(1)児童指導員の職務

児童指導員とは、児童養護施設等において、児童の生活指導を行う者をいいます。

(2)児童指導員の資格の取得

児童指導員の資格は、次のいずれかの条件を満たすことにより取得できます。

  1. 社会福祉士の資格を有する者。
  2. 精神保健福祉士の資格を有する者。
  3. 学校教育法の規定による大学の学部で、社会福祉学、心理学、教育学若しくは社会学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者。
  4. 教育職員免許法の規定により、幼稚園、小学校、中学校、高等学校又は中等教育学校の教諭となる資格を有する者で、都道府県知事が適当と認めたもの。

※哲学科教育学専攻は③に該当します。

2.児童の遊びを指導する者任用資格

(1)児童の遊びを指導する者(児童厚生員)の職務

児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の第38条にあるように、児童館等の児童厚生施設において、児童の遊びを指導する者をいいます。

(2)児童の遊びを指導する者の資格の取得

児童の遊びを指導する者の資格は、次のいずれかの条件を満たすことにより取得できます。

①保育士の資格を有する者。
②社会福祉士の資格を有する者。
③教育職員免許法の規定により、幼稚園、小学校、中学校、高等学校又は中等教育学校の教諭となる資格を有する者。
④学校教育法の規定による大学において、社会福祉学、心理学、教育学、社会学、芸術学若しくは体育学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者で児童厚生施設の設置者が適当と認めたもの。

※哲学科教育学専攻は④に該当します。

【4】国際伝道者養成プログラム

国際伝道者養成プログラムは、国際的な視野を持った真宗・仏教の伝道者となるための知識修得を目指すプログラムです。海外の仏教事情に関心を広げ、将来海外伝道者として活躍できる人材の養成を目的とします。
なお、プログラム修了者には『龍谷大学 国際伝道者養成プログラム修了証』を授与します。

(1)プログラムの対象者

実践真宗学研究科および文学研究科、文学部(3年次以上)に在籍する本学学生

(2)プログラム科目および修了要件

実践真宗学研究科の正規科目を基本としつつ、文学研究科および文学部の科目を取り入れ、国際伝道に資する実践的なプログラムとなります。
以下の①~⑥の科目すべてを修得することで、プログラムを修了できます。

  大学院科目 学部科目 単位等
①  外国語文献研究 外国語文献講読 半期2単位
②  国際伝道論研究 国際伝道論 半期2単位
教義学講読D1または教義学講読D2 半期2単位
比較思想論 半期2単位
布教伝道論研究 布教伝道論 半期2単位
真宗伝道学特殊研究 国際伝道特殊演習 通年4単位

※①②⑤⑥は大学院主開講科目で、学部との合併開講

※③④は学部主開講科目

(3)受講方法

毎年度、履修登録開始前にポータルサイトを通じてお知らせします。
受講にあたり、大学院生および学部生はそれぞれ以下の申請が必要です。

・大学院生

i)龍谷大学 国際伝道者養成プログラム受講希望申請書

ii)履修要項に定める学部科目履修の申請(学部主開講科目を履修する場合)

・学部生

i)龍谷大学 国際伝道者養成プログラム受講希望申請書
※事前に受講の可否を実践真宗学研究科委員会で審議し、承認を得る必要があります。場合により教員との面談が必要となります。

なお、本プログラムは、受講を申請する前学期までに修得済みの科目については、プログラムの修了要件に算入することが可能です。

(4)受講料について

プログラムの受講料は無料です。なお、実践真宗学研究科および文学研究科の学生が学部科目履修をする際にも、『「実践真宗学研究科学生の学部科目履修に関する内規」第6条(3)』および『「文学研究科学生の学部科目履修に関する内規」第6条(3)』に基づき、科目等履修料は無料となります。

(5)単位の認定

本プログラムの大学院主開講科目(プログラム科目の①②⑤⑥)は、実践真宗学研究科および文学研究科の学生については大学院の修了要件に含まれますが、学部生については随意科目となり、卒業要件には含まれません。ただし、学部生が大学院主開講科目を別に定める要件を満たして修得した場合、本学大学院(実践真宗学研究科または文学研究科)への進学時に既修得単位として単位認定を申請することが可能です。