龍谷大学 履修要項

履修の心得

最終更新日: 2025年3月10日

2025年度入学生国際学研究科

【1】授業時間

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【2】履修登録制度

履修登録とは、その学期に履修しようとする科目の授業を受けるための手続きです。この登録をしていなければ、仮にその授業に出席していたとしても、試験を受けることや単位認定を受けることはできません。履修登録は、学修計画の基礎となるわけであり、登録が有効に行われるようすべて自分の責任において取り組まなければなりません。また、必ず指導教員等とも相談し、最適な学修計画をたててください。

(1)履修登録の意味

履修登録は、自らの学修計画に従ってその学期に自分が履修しようとする授業を届出る手続きであり、みなさんの学修計画の出発点となるものです。なお、履修登録をしていない科目は履修できません。

(2)履修登録の方法

セメスター制により履修登録は第1学期、第2学期の年2回行われます。国際学研究科(大学院)では第1学期履修登録期間に、第1学期開講科目に加え、第2学期開講科目についても登録(通年分の登録)してください。第2学期履修登録では、第1学期に履修登録した第2学期開講科目の修正や、追加する第2 学期開講科目の登録をおこないます。

(3)履修計画書の提出

第1・2学期に履修登録した開講科目について、学修計画に沿った履修登録となっていることを確認するため、「履修計画書」を提出してください(指導教員による確認が必要です)。

(4)履修登録の期間

履修登録の期間はポータルサイトもしくはmanabaのお知らせにて確認して下さい。

【3】履修辞退制度

(1)「履修辞退制度」とは

「履修辞退制度」とは、受講者が授業を受けてみたものの、『授業内容が学修したいものと著しく違っていた場合』や『受講者自身が授業について行ける状況にまったくない場合』など、やむを得ない理由がある場合に自分自身の判断で履修を辞退することができる制度のことです。
したがって、受講者のみなさんはこの「履修辞退制度」を安易に利用するのではなく、「履修要項」および「シラバス」を熟読して学修計画をしっかりと立て、慎重な履修登録をするよう十分留意する必要があります。また、大学院では各自の研究計画に影響をおよぼすこともあるため、必ず指導教員とも相談してください。

(2)履修辞退による成績評価のあり方

本学が設定する履修辞退の申出期間中に辞退を申し出た場合、当該授業科目の成績評価は行いません。したがって、履修辞退した科目は平均点やGPAの計算対象から除外されるとともに、成績証明書への記載対象からも除外されます。なお、各学期に配付される個人別の成績表には履修履歴および履修辞退履歴として「J」の記号が記載されます。

(3)履修辞退できない科目

カリキュラムの関係において、“必修としている授業科目” は「履修辞退制度」の対象としていません(=履修辞退を認めない)。履修登録の際、必ず確認してください。

(4)履修辞退の申出期間

履修辞退の申出期間はポータルサイトもしくはmanabaのお知らせにて確認して下さい。

(5)履修辞退の申し出方法

上記、履修辞退の申出期間にポータルサイトの「Web履修辞退申請」から履修辞退の手続きをしてください。

【4】成績評価

成績評価は、個々の科目について定められている単位数に相当する量の学修成果の有無やその内容を評価するために行われます。成績評価は、一般的に100点満点法で評価され、60点以上の評価を得られた場合に所定の単位が認定されます。

(1)成績評価の方法

成績評価は、おおよそ次の4種類の方法があり、これらのうちのひとつまたは複数を組み合わせて評価されます。各科目の成績評価方法は、その科目の特性に応じて授業担当者によって定められています。その内容はシラバスに明示されているので参照してください。

  1. 筆答試験による評価
  2. レポート試験による評価
  3. 実技試験による評価
  4. 授業への取組状況や小テストなど、上記試験による評価の他に、担当者が設定する方法による評価
(2)成績評価の基準
  1. 成績評価は、100点を満点とし60点以上を合格、それを満たさない場合は不合格とします。
  2. 一度合格点を得た科目(=既得科目)は、いかなる事情があっても、再度履修して成績評価を受けることはできません。
  3. 履修登録した科目の試験を受験しなかった場合、その試験の評価は0点となります。ただし、この場合でも、試験による評価以外に授業担当者が設定する方法により評価される場合があります。
  4. 段階評価と評点の関係は、次のとおりとします。
    段階評価と評点
    S(90~100点) A(80~89点) B(70~79点) C(60~69点)

    上記の段階評価以外に、実習科目はG(合格)・D(不合格)で評価する場合があります。単位認定された科目の場合はN(認定)となります。

  5. 学業成績証明書は、すべて段階評価で表示し、不合格科目は表示しません。
  6. 学業成績表は、第1学期(前期)分を9月下旬、第2学期(後期)分を3月下旬にポータルサイトよりダウンロードできます。日程の詳細は、別途manaba、ポータルサイト等でお知らせします。
(3)成績疑義

成績評価について疑義がある場合は、指定された申請方法にもとづいて、申請期間内に国際学部教務課窓口に提出してください。授業担当者に直接申し出てはいけません
なお、申出期間および申請方法については、別途ポータルサイト等で確認してください。

【5】筆答試験

(1)筆答試験の時期

筆答試験をその実施時期によって分類すると、次の2種類になります。

ア 定期試験
個々の科目について定められている授業期間の終了時期(通常の場合は学期末)に実施する筆答試験をいう。

イ 追試験
定期試験欠席者のために、定期試験終了後に改めて実施する筆答試験をいう(追試験の項を参照のこと )。

(2)受験資格

次の各号に定める条件をすべて備えていないと受験資格を失い、受験することができなくなる恐れがあります(追試験については、追試験の項を参照のこと)。

ア その科目について、有効な履修登録がなされていること。

イ 定められた学費を納入していること。

ウ 授業に出席していること。原則として3分の2以上の出席があること。

エ 授業担当者の求める諸条件を満たしていること。

(3)筆答試験に際しては、次のことを守らなければなりません。 

ア 指定された試験場で受験すること。

イ 試験開始20分以上の遅刻および30分以内の退室は許されない。

ウ 学生証を携帯すること。

エ 学生証は写真欄が見えるよう机上通路側に置くこと。
万一、学生証を忘れた場合には、国際学部教務課窓口で「試験用臨時学生証」の交付を受けておくこと。

オ 答案(解答)用紙が配付されたら直ちに年次、学籍番号、氏名を「ペンまたはボールペン」で記入すること。

カ 参照を許可されたもの以外は、指示された場所におくこと。
[担当教員の指示がない限り、電子機器等の使用を認めない。]
[持ち込み条件が「全て可」であっても、携帯電話、スマートフォン、情報端末等の使用は一切認めない。]

キ 試験開始前に携帯電話等の電源を切り、かばんの中に入れること。 

ク 答案(白紙答案を含む)を提出しないで退室しないこと。

(4)次の場合は、その答案は無効となります。

ア 無記名の場合

イ 指定された場所に提出しない場合

ウ 試験終了後、試験監督者の許可なく氏名を書き直した場合

エ 受験態度の不良な場合

(5)筆答試験における不正行為

ア 受験中に不正行為を行った場合は、その学期に履修登録をした全科目の単位認定を行いません。さらに、不正行為の程度により、学則に定める懲戒を加えることがあります。

イ 次に該当する場合は、これを不正行為と見なします。
①私語や態度不良について注意を与えても改めない場合
②監督者の指示に従わない場合
③身代わり受験を行ったとき、または行わせた場合
④カンニングペーパー等を所持していた場合
⑤携帯電話、スマートフォン、情報端末等をかばん等にしまっていない場合
⑥許可された以外のものを参照した場合
⑦机上等への書き込みをしていた場合
⑧許可なくして物品や教科書、ノート類を貸借した場合
⑨答案用紙の交換および見せ合いをした場合
⑩その他、①〜⑨に準じる行為を行った場合

(6)追試験

ア 追試験の受験資格
追試験は次の各号のいずれかの理由により定期試験を欠席し、所属学部が認めると受験することができます。
①病気、怪我又は試験時における体調不良等
②親族(原則として3親等まで)の葬儀への参列
③公認サークルの公式戦への選手としての参加
④交通機関の遅延等
⑤交通事故、災害等
⑥就職活動(説明会、筆記試験、面接等)
⑦資格試験(公務員試験、公的資格試験等)の受験
⑧単位互換科目の試験受験
⑨大学コンソーシアム京都 産学連携教育プログラム又は博物館実習への参加
⑩裁判員(候補者)への選任
⑪その他、研究科委員会が特に必要と認めた者
追試験受験希望者は、追試験受験願および欠席理由証明書(医師診断書、交通遅延証明書または事故理由書、就職試験等による場合は会社あるいは団体が発行する証明書等)をその科目の試験日を含めて4日以内(土・日・祝日は含めない。ただし、土曜日が試験日の場合は試験当日を含む4日以内)に国際学部教務課窓口に提出しなければなりません。
交通遅延証明書のうち、Web発行によるものは本人が乗車したことを証明するものではありませんので、欠席理由の証明書として、本学では取り扱いできません。
交通遅延証明書は従来通り、「本人が乗降した際に各駅にて受け取ることができるもの」のみを証明書として取り扱います。
なお、医師の診断の結果、インフルエンザなどの流感により外出が制限され、定期試験を受験できなかった場合は、追試験申込期限内に国際学部教務課まで連絡してください(電話による連絡可)。

イ 追試験の受験料は、1科目 1,000円です。

ウ 実技・実習科目、レポート試験による科目、特別に指定された科目については、原則として追試験は行いません。
詳細については、定期試験前にポータルサイトにて確認してください。

(7)筆答試験時間

筆答試験時間割は、原則として試験の14日前にポータルサイトまたは掲示により発表します。試験時間は、次のとおりです。通常の授業時間帯と異なりますので、注意してください

講時 開始時刻 終了時刻
1 講時 9:15 10:15
2-A 講時 10:45 11:45
2-B 講時 12:15 13:15
3-A 講時 13:45 14:45
3-B 講時 15:15 16:15
4 講時 16:45 17:45
5 講時 18:15 19:15
6 講時 19:30 20:30
7 講時 20:45 21:45

(注1)科目の特性によって、試験時間を変更することがあります。

【6】レポート・論文提出時の注意

(1)次の各項目に注意して提出してください。

ア レポートは授業担当者の指示に従って提出すること。(掲示によっても発表を行います)

イ レポートは指示されたところに提出し、郵送の場合は宛名を確認のうえ、必ず「書留」で発送すること。

ウ 事故を防ぐため、事情の如何を問わず、国際学部教務課では一切取扱いません。

エ 提出期限は厳守すること。(期限を超過したものは受理しません)

オ その他、指示に従わない場合は無効となります。

(2)レポートの用紙・規格等は次のとおりです。
用紙の大きさ A4版 上部余白 25~40mm
1頁の文字数 600 字 下部余白 20~40mm
1行の文字数 30 字 左側余白(製本時綴じしろ) 25 ~40mm
1頁の行数 20 行 右側余白 10~25mm
  • 修士論文の提出は33ページ以降の「修士論文提出要領について」に従ってください。
(3)学期中に提出されるすべてのレポート(修士論文含む)に剽窃等の不正行為が認められた場合は、当該レポートを無効扱いとし、その学期に履修登録をした全科目の単位認定をおこないません。さらに、不正の程度により、学則に定める懲戒を加えることがあります。

【7】GPA(修士課程のみ)

GPAとは、Grade Point Average(成績加重平均値)のことであり、従来の修得単位数による学修到達度判定に加え、どの程度のレベルで単位を修得したかを一目で表すものとして考えられたものです。 GPA は、各教科の評価点(100点満点)を次表のように換算しなおし、その合計を登録科目の総単位数で割って算出します。
例えば、リサーチセミナーA(2単位)80点、演習Ⅰ(3単位)75点、国際文化学(2単位)88点、日本研究A(2単位)40点を登録科目の結果とした場合、GPAは次のように計算されます。

評 点 グレイドポイント
100~90点 4
89~80点 3
79~70点 2
69~60点 1
59点以下 0

  • 随意科目、履修辞退した科目については、ここでいう登録科目には含みません。
  • 成績を評価点(100点満点)で評価しない科目は算入しません。