最終更新日: 2025年1月29日
グローバルスタディーズ学科では、系統的な学修ができるために科目分野を定めています。入学した皆さんはこれらの科目をバランス良く履修し、それぞれの科目分野で定められた単位を修得することで卒業となります。
グローバルスタディーズという学問領域を、英語を用いて学ぶため、また2年次以降の留学時に現地での正規専門科目を履修出来るために必要な英語運用能力の習得を目指す科目区分です。実践的な4技能(Reading、Writing、Listening、Speaking)の他にも、IELTSTM、TOEIC®などで留学に必要なスコア取得を目指す各種対策クラス、海外での進路を目指す際に必要な英語での履歴書作成や、インタビュー対策を学べる「Career English」など多彩なラインアップです。
【必修科目】
【選択科目】
仏教の思想A•B(必修)
教養教育科目は、学生の興味•関心や研究テーマをより広い視野から理解し、充実したものにすることを目指した科目区分です。人文•社会•自然およびスポーツの分野に属する科目で構成され、深草学舎の他学部学生と共に受講します。様々な科目がありますので、自分の興味•関心•進路の希望に応じて選択•履修してください。なお、教養教育科目のうち、本学の建学の精神を涵養する科目として、「仏教の思想A」(2単位)と「仏教の思想B」(単位)は、必修科目です。詳細については、「教養教育科目の教育目的および履修方法」を参照してください。
グローバルスタディーズという学問領域を学ぶための基礎知識とリサーチ方法を学ぶための科目区分であり、全て必修科目です。
リサーチ方法論A•B(必修)
ITリテラシーA•B(必修)
基礎的なパソコン操作のスキルを学び、Wordを用いたレポートの作成、Excelによる表計算、PowerPointを利用したプレゼンテーション資料の作成などのスキルを習得します。その上で、アカデミックな場において適切な方法で必要な情報を収集し、収集した情報から抽出された知識を他者と共有し、広く自身の見解を公表することができるようになる事を目指します。
グローバルスタディーズA•B•C•D(必修)
「グローバルスタディーズ」という学問領域を学ぶために必要となる基礎的な知識を習得します。この科目で学んだことは、今後4年間での学びの骨格をなす事になります。Aでは社会科学的•人文科学的の両方から学ぶ「コミュニケーション」領域、Bでは政治•経済•文化などを学ぶ「グローバリゼーション」領域。Cでは平和に共存するために相互の価値観の理解を軸とした「エシックス」領域を学びます。
Dでは「グローバリゼーション」、「コミュニケーション」、「エシックス」の3領域を横断して現在の世界が直面する諸問題を考えます。
グローバルスタディーズ学科の要となる科目群です。「グローバリゼーション」「コミュニケーション」「エシックス」の学問領域及びそれらの複合領域(「学問領域構成図」参照)から構成された科目から自由に選択して受講します。一部科目は、各領域の基礎科目である「グローバルスタディーズA•B•C」を先修科目としています。
専攻科目のうち、2年次に配当される科目です。卒業要件として20単位以上の取得が必要になります。
専攻科目のうち、3年次以上に配当される科目です。卒業要件として14単位以上の取得が必要になります。「卒業論文」もこの科目です。
また、次の科目から6単位以上の修得が必要になります。(選択必修)
(選択必修科目)「言語教育政策論」、「Global Englishes and Communication」、「Postcolonialism」、「Sustainability Studies」、「ナショナリズム研究」、「安全保障論」
「プロジェクト演習」、「演習Ⅰ」、「演習Ⅱ」、「演習Ⅲ」、「演習Ⅳ」の計5科目です。
全てが必修科目であり、卒業するためには全ての科目を修得しなくてはなりません。
「演習Ⅰ~Ⅳ」を履修するためには、先修科目である「リサーチ方法論AまたはB」を修得しておく必要があります。
必修留学をするための条件
必修留学の派遣が許可されるためには、前年度までに修得しておかなければならない単位数などの条件があります。詳細は「国際学部グローバルスタディーズ学科長期留学に係る取扱内規」を確認してください。
〈カテゴリーA〉
留学単位認定専用科目であり、実際に受講はしない科目です。そのためこれらの科目は履修登録できません。留学から帰国した後、単位認定を受ける際に選択します。
•自然人類学入門•社会心理学•宗教の世界史•社会学入門•文化人類学入門•映像文化入門•大衆文化入門•世界文学入門•比較文化入門•English Workshop A•English Workshop B•English Workshop C•English Workshop D• 上級英語A• 上級英語B•Advanced English A•Advanced English B• Advanced English C•Advanced English D•東西文化交渉論•宗教文化の交流•宗教と共生社会•環境人類学•環境保全論•言語論B•言語論C•NGO / NPO論•国際政治入門•都市計画•英語外書講読A•英語外書講読B•比較言語学•Exploring Cultures•Exporting Japanese Culture•観光学入門•観光社会論•国際観光論•ホスピタリティ論•観光心理学•観光文化論A•観光文化論B
〈カテゴリーB〉
留学単位認定可能かつ受講可能科目です。ただし、留学で単位認定を受けた場合は、実際に受講することはできません。
宗教学概論•国際関係と宗教•比較宗教思想•日本の経済と社会•マイグレーション研究C(国際労働移動)•国際経済と日本•Race and Ethnicity入門•オセアニアと日本•マイグレーション研究A(多文化共生社会)
※カテゴリーA•B以外にもグローバルスタディーズ学科開設科目にて認定を受けることもできます。ただし既に修得済であったり履修登録している科目は対象外となります。
留学先でどのような科目を受講するかについては、春(5月)と秋(9~10月)の留学説明会の資料をよく読んだ上、スーパーバイザーと相談して決めましょう。
留学単位22単位は次の順位でカウントされます。また、修得科目の追加など変更が生じた場合、修得済の科目も含め毎学期カウントし直され、成績表に更新された情報が表示されます。
■<留学科目22単位のカウントにかかる優先順位>
※毎学期この優先順位をもとにカウントし直されます。
<例>4セメスターで留学した学生
6セメスター開始時点
・4セメの留学の成果をもって認定された単位20単位
・5セメ<留学実践>専攻基礎科目で修得した「Advanced Writing Strategies」2単位
計22単位
修得済みであった場合、
6セメスター
・国際文化学科提供科目の「国際経済と日本」2単位を履修し修得
・<留学実践>専攻基礎科目より優先度の高い国際文化学科提供科目である「国際経済と日本」の2単位が留学単位としてカウントされ、<留学実践>専攻基礎科目「Advanced Writing Strategies」の2単位が本来の専攻基礎科目として再カウントされます。
6セメスター終了時点
・4セメの留学の成果をもって認定された単位20単位
・6セメ国際文化学科提供科目「国際経済と日本」で修得した2単位
計22単位
が留学科目の認定となります。なお、専攻基礎科目の「Advanced Writing Strategies」2単位は専攻基礎科目としてカウントされます。
※一度、22 単位満了した学生もその後履修する科目のカウントにより、成績表に変動が生じますので、その点を十分注意•確認したうえで履修登録をおこなうようお願いします。
グローバルスタディーズ学科または国際文化学科が開講している科目から選択して受講します。
卒業要件124単位のうち、上記科目区分1~6それぞれで定められた卒業に必要な単位数を差し引くと10単位が不足します。
これを「どの科目区分にも該当しない領域」という意味で、「フリーゾーン」と呼びます。
フリーゾーンは皆さん個々の関心とニーズに応じて多様な科目選択をするために設定しているものです。「学科外国語科目」「教養教育科目」「学科基礎科目」「学科専攻科目」「留学科目」「国際学部関連科目」から余分に修得した単位に関しては、このフリーゾーンで認定されます。
上述の科目区分表には含まれないものとして、単位互換科目や資格関連の科目があります。
「単位互換科目」は、「大学コンソーシアム京都」の単位互換制度を利用し、大学コンソーシアム京都加盟の他大学で開講されている科目を履修するものです(これらの科目は2年次以上で履修できます)。単位互換科目の詳細については、ホームページを参照してください。
また、グローバルスタディーズ学科では、「中学校教諭一種免許(英語科)」、「高等学校教諭一種免許(英語科)」、「博物館学芸員」、「本願寺派教師資格」を取得できます。こうした資格を取得するためには、それぞれの課程が定めた科目を修得する必要があります。詳細については、ホームページ(https://cweb.ryukoku.ac.jp/~kyoga/rishu/prog.html)を参照してください。
グローバルスタディーズ学科では、2年次以降に専門科目を学ぶにあたり、「グローバリゼーション」「コミュニケーション」「エシックス」の3つの学問領域を設けて科目を構成しています。また学年進行に応じて、異なる2領域が重なる科目、例えば「グローバリゼーション+コミュニケーション」など、3領域が重なる総合的科目を配置しています。これにより、低年次よりステップアップしながら複合的な視点での思考や分析に習熟できる事を目指します。
「グローバル•ヒストリー入門」、「国際関係入門」などの科目を配置し、現代のグローバル化を多様な視点から考察するための基礎知識を養います。
「会話分析入門A」、「会話分析入門B」、「Discussion & Debate」、「English for Global Studies」などの科目を配置し、言語とコミュニケーションに関わる基礎的な知識と実践的スキルを修得します。
「政治思想概論」、「Postcolonialism」などの科目を配置し、多様な価値観と倫理観を歴史的、国際的な観点から考察するための基礎知識を養います。
「通訳•翻訳研究A」、「通訳•翻訳研究B」、「Globalization of Education」などの科目を配置し、グローバル化する世界で適切なコミュニケーションをどのように構築していくかを考察•実践します。
「グローバル市民社会論」、「国際開発協力論」などの科目を配置し、グローバル化がもたらす諸課題を倫理的な視点を重視して考察•実践します。
「Introduction to Sociolinguistics」、「Introduction to Cultural Anthropology」などの科目を配置し、多様な価値観や倫理観を生み出す文化的背景やそれに伴う齟齬、また、円滑なコミュニケーションの方法を考察•実践します。
全ての領域が重なるこの領域では、「異文化間コミュニケーション論」などの科目を配置し、3つの領域を束ねる観点から世界が直面する諸問題や、グローバル化した社会の諸側面を総合的かつ実践的な見地から考察します。
それぞれ科目がどの学問領域に属するかについては、「開設科目一覧」の「領域」欄で確認できます。なお、この学問領域はグローバルスタディーズ学科の専攻科目と一部の基礎科目にのみ設定されており、その他の分野では設定はありません。
グローバルスタディーズ学科では、柔軟性と批判的精神を併せ持ちながら、「グローバル言語としての英語(English as a Global Language)」という概念のもと、卓越した英語力をもって国際舞台でリーダーシップを発揮できる人材へと皆さんに成長してもらいます。そのために4年間の学修を通して、多様な価値観をグローバルな視点から捉えなおし、国際的な事象を複眼的に分析するための知識•方法を修得します。
キャリア教育科目は、皆さんが将来どのような進路に進むかを決めるうえで大切な科目です。受講が必修ではありませんが、ぜひ受講しましょう。
グローバルスタディーズ学科では、皆さんが卒業してから進む進路として、以下のような職業を想定してカリキュラムを編成しています。
民間企業の国際部門、外国•外資系企業、国際機関職員、国際NGO/NPO団体、翻訳•通訳者、中学•高校教員、海外大学•大学院等
皆さんが将来どのような進路に進むかを自主的に学び、考え、時にはフィールドに出て実践する機会として、以下の科目を配置しています。
科目名 | 配当年次 | 科目区分 | 備考 |
---|---|---|---|
グローバル•キャリア入門 | 1前 | 国際学部関連科目 | |
グローバル化とキャリア形成 | 2後 | 学科専攻 | |
Career English | 3前•後 | 学科外国語 | |
海外キャリア実践Ⅰ | 3前•後 | 学科専攻 | |
海外キャリア実践Ⅱ | 3後•4前 | 学科専攻 | 海外インターン含む |
この科目は1年生全員が受講する科目で、卒業生に対するインタビューを中心に授業を進め、自分自身が卒業した後のキャリア•プランを考える機会を提供します。1年生で不合格となった場合、2年生以降は通常の選択科目として再履修可能です。
この科目では、実際にさまざまな場面で国際的に活躍している社会人の方々を講師として招き、実情に基づいた講義を行います。講義は日本語を中心に行われますが、資料は英語を使用する場合もあります。
国内に留まらない進路に進む学生やグローバル採用を目指す学生に対して、英語でのcurriculum vitae(履歴書)作成や、就職活動への実践的アドバイス及びビジネス英語を中心に学びます。加えて海外大学院等に進学するために必要な英語能力の習得も目指します。英語での就職面接を想定した模擬面接も行われる実践的なクラスです。開講言語は英語を基本とします。
費用(渡航費、保険料、宿泊費や食費、現地交通費など)は原則、学生の自己負担です。しかし、インターンシップ先で宿泊施設や交通費などが支給される場合は、この限りではありません。インターンシップ先への渡航および現地宿泊施設の確保などは、適宜教員やインターンシップ先のアドバイスを受けながら自分で手配します。
海外傷害保険への加入は海外でインターンシップに参加する全員の義務です。
龍谷大学は、保険会社と包括契約を結んでおり、この指定の保険に加入します。加入方法については授業で案内があります。
2023年4月時点の補償事項と補償金額は以下のとおりです。
【海外旅行保険で補償される内容】
補償項目 | タイプA (保険金額上限) |
タイプB (保険金額上限) |
タイプC (保険金額上限) |
---|---|---|---|
傷害死亡 | 2,000万円 | 5,000万円 | 5,000万円 |
傷害後遺障害 | 2,000万円 | 5,000万円 | 5,000万円 |
治療•救援費用 | 3,000万円 | 1億円 | 1億円 |
疾病死亡 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
個人賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 |
携行品損害 | 20万円 | 20万円 | 20万円 |
航空機寄託手荷物遅延 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
航空機遅延 | 2万円 | 2万円 | 2万円 |
応急治療(既往症) | なし | なし | 300万円 |
※補償金額等に変更が発生する場合は、掲示などでお知らせします。
その他、海外でのインターンシップに関しては担当教員の指導をしっかりと受けて、インターン先の選定や計画を行いましょう。
系統的な学修ができるために科目分野を定めていることは前述の「科目区分と卒業に必要な単位数」にて説明しました。この章では各分野ごとに履修の方法や、注意点などを説明します。卒業に関わる重要なポイントです。しっかり理解した上で履修して下さい。
グローバルスタディーズ学科では、みなさんが世界を舞台に活躍するリーダーとなるために、「グローバル言語としての英語(English as a Global Language)」を学習する機会を提供します。その学習では、英語を上手く使えるようになることがゴールではありません。さまざまな文化的、社会的、言語背景をもつ人々とのコミュニケーションにおいて、英語を使って情報を収集し、批判的思考•分析に基づく議論を英語で行い、行動することが重要なのです。その手段としての英語を習得することを目標とします。そのため、「英語を学ぶ」ことは1年次に集中して行い、2年次以降は「英語で学ぶ」ステージに移ります。
具体的には1年次の必修科目として、「Reading」「Writing」「Oral Communication」を設置しています。留学先で英語を使って専門分野の文献を読み、発表を行い、レポートを書くことは想像以上に大変な作業です。それを乗り切って授業に合格するためには、留学前の段階で十分にそうしたトレーニングを受けておく必要があります。また、留学には、英語の標準テストのスコアが要求されます。したがって、TOEIC®や IELTSTMのスコアアップを目的とした「Business English through TOEIC」や「Academic English through IELTS」といった授業も1年次から選択受講できます。さらに、外国企業や国際機関などへの進路を目指す人が英語での履歴書の書き方や面接の受け方について実践的に学べる「Career English」など、他の大学にはない多彩な授業を選択できるようになっています。
このように、グローバルスタディーズ学科では、「英語をとことん学びたい•何としてでもモノにしたい」という熱い思いを持つみなさんの期待に応えるカリキュラムを用意しています。ただし、どれほど素晴らしいカリキュラムが用意されていても、みなさんが受け身の姿勢で授業に臨むようでは、学習効果は期待できません。積極的な姿勢で授業に臨むのはもちろんのこと、授業外にいかに「自主学習」を行うか、そうした努力を伴って初めて高い学習効果が期待できるのです。深草キャンパスに新しくできたグローバルコモンズ(和顔館 1F)では、最新の外国語自主学習設備を整えた施設が開設されます。是非、積極的に活用しましょう。
なお、国際学部グローバルスタディーズ学科では卒業するためにはTOEIC®L&R730以上、TOEFL®(iBT80/PBT550)以上、IELTSTM6.0以上を取得する必要があります、入学する皆さんはこの事をしっかり理解しておいて下さい。
国際舞台で英語を使ってどのようなことを受信発信できる人材になっているか、皆さんの4年後を楽しみにしています。
グローバルスタディーズ学科で履修する外国語は英語のみとなります。1年次は少なくとも週6クラス、英語クラスを受講します。
1年次 前期 | 1週間の受講回数 | 1年次 後期 | 1週間の受講回数 |
---|---|---|---|
英語(Reading)Ⅰ | 2 | 英語(Reading)Ⅱ | 2 |
英語(Writing)Ⅰ | 2 | 英語(Writing)Ⅱ | 2 |
英語(Oral Communication)Ⅰ | 2 | 英語(Oral Communication)Ⅱ | 2 |
入学直後に全員が受験した「TOEIC®L&R(IP)」のスコアにより3レベルのクラス分けを行っています。
具体的には以下の通りです。
1組 初級
↓
8組 上級
皆さんは指定されたクラスで受講して下さい。クラス分けについては授業開始時にポータルサイトに掲示します。また、皆さんの履修登録画面上に指定されたクラスがあらかじめ表示されています。
また、8月上旬ごろまでに最新の英語運用能力測定テストのスコアを提出し、そのスコアを基に後期のクラス分けを行います。
レベルダウンを希望する場合は、前期授業期間中にスーパーバイザーに相談してください。
留学先で求められる語学スコアの取得を目指して、各種クラスが選択して受講ができます。例えば、オーストラリアに留学を希望していて、参加条件が「IELTS5.5以上」であれば、IELTS対策クラスを受講して下さい。
1) TOEIC対策クラス
1年次対象 | 2年次対象 |
---|---|
Business English through TOEIC (Basic A) |
Business English through TOEIC (Advanced A) |
Business English through TOEIC (Basic B) |
Business English through TOEIC (Advanced B) |
2) IELTS対策クラス
1年次対象 | 2年次対象 |
---|---|
Academic English through IELTS (Basic A) |
Academic English through IELTS (Advanced A) |
Academic English through IELTS (Basic B) |
Academic English through IELTS (Advanced B) |
海外企業や外資系企業への就職、または海外大学への進学を目指す者に対し、英語でのC.V.(curriculum vitae /履歴書)作成や、インタビュー対策などを専門に学べる科目として「Career English」クラスを設置しています。
「英語(Reading)Ⅰ」「英語(writing)Ⅱ」などの必修外国語クラスは卒業するために必ず合格し、単位を取得しなくてはなりません。もし不合格になった場合は、再履修する事になります。
1) 再履修について
60点未満の場合は不合格となり、再履修の必要があります。その場合は次年度に開講されるクラスにて同じ科目を受講しなくてはなりません。不合格の場合は、指定されたクラスを履修登録し、受講して下さい。
2) 先修制について
必修外国語の科目には「Ⅰ•Ⅱ」といった数字がついています。先修制とは、Ⅱを受講するにはⅠの合格が前提条件となる事ですが、グローバルスタディーズ学科の英語外国語科目は先修制ではありません。前期にⅠが不合格でも後期にⅡを受講可能です。
3) 再履修受講のパターンについて
①1年次前期でⅠが不合格になった場合
②1年次後期でⅡが不合格になった場合
③1年次後期でⅡが不合格になり、2年次前期に留学する場合
④1年次前期でⅠが不合格になり、2年次前期に留学する場合
⑤1年次前期でⅠ後期でⅡが不合格になり、2年次後期に留学する場合
グローバルスタディーズ学科では、グローバル言語としての英語能力の習得を目指します。卒業後すぐに国際舞台で活躍できるレベルとしてその目標スコアは以下のとおりです。
■目標値
®L&R(IP含む) | TOEFL®PBT TOEFL ITP® |
TOEFL iBT® | IELTSTM | |
---|---|---|---|---|
スコア | 830以上 | 580以上 | 93以上 | 6.5以上(Overall) |
これらスコアを目指すためには、英語関連クラスを受講するだけでなく自主的な学習が必須です。和顔館グローバルコモンズ内にある自律型言語学習支援施設などをしっかり活用しましょう。
卒業するためには4年次後期に以下の各種英語運用能力テストの基準スコアのいずれかを取得しておく必要があります。
TOEIC®L&R(IP含む) | TOEFL®PBT TOEFL ITP® |
TOEFL iBT®※ | IELTSTM | |
---|---|---|---|---|
スコア | 730以上 | 550以上 | 80以上 | 6.0以上(Overall) |
*提出するスコアは受験日が入学後のものであれば全て有効とします。
※TOEFL iBT®についてはTest DateスコアもしくはMy BestTMスコアも卒業要件スコアとして認定します。
①スコア提出
3ヶ月に一度、manaba courseを使ってスコアを提出します。1年次には、1年次の8月、1年次(留学前年)の11月にも提出します。
卒業年次は、卒業判定のために必ず提出が必要です。提出方法については別途ポータル等でお知らせします。
提出スコアはTOEIC®L&R(IP含む)、TOEFL® PBT、TOEFL ITP®、TOEFL iBT®、IELTSTMのいずれかです。
時期 | 目的 | 提出締切 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 1月~3月の成果報告 | 4月末 | - | ○ | ○ | ○ |
B | 4月~6月の成果報告 | 7月末 | ○ | ○ | ○ | ○ |
C | 7月~9月の成果報告 | 10月末 | ○ | ○ | ○ | ○ |
D | 10月~12月の成果報告 | 1月末 | ○ | ○ | ○ | - |
S1 | 後期英語クラス分けのため | 8月上旬 | ○ | - | - | - |
S2 | 提携留学先選考のため | 11月末 | ○ | ○(注1) | ○(注1) | |
Z | 卒業判定のため | 1月末 | - | - | - | ○(注2) |
(注1)原則として提携留学は2年次ですが、3年次以降に留学する場合は提出が必要です。
グローバルスタディーズ学科では、卒業前だけでなく入学後すぐ計画的に各種テストを受験していく必要があります。入学後、先ずは2年次の留学希望先がどのスコアを求めているのかを確認して、そのスコアアップを目指して行く必要があります。
例:留学希望先がUniversity of California, Berkeley
→TOEIC®L&R 685以上が参加条件
→1年次からTOEIC®L&R に照準を合わせて受験対策
英語運用能力は定期的に各自による確認が必要ですが、以下の時期に受験料大学負担による受験機会を用意しています。以下は予定のため変更される場合があります。スケジュールや手続き等については別途、ポータルサイトのお知らせ等にて周知します。
時期 | 試験種類 | 対象 | 目的 |
---|---|---|---|
3月下旬 | ®L&R(IP) | 1年次 | 英語クラス分け |
9月中旬 |
®L&R(IP) TOEFL ITP® TOEFL iBT®※ IELTSTM |
1年次 | 学習成果の確認 |
12月下旬 |
®L&R(IP) TOEFL ITP® IELTSTM |
4年次 | 卒業要件確認のため |
※試験種類でTOEFL iBT®を選択された方は受験料は一部負担となります。
その他、受験料は自己負担ですが、龍谷大学生活協同組合(龍大生協)によるTOEIC®L&R(IP)や一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会によるTOEIC® L&R(公開テスト)などを積極的に受験しましょう。
履修した科目が不合格になった場合は卒業に必要な単位は修得できません。その科目が「必修科目」の場合は再履修し、合格するまで履修しなくてはなりません。
必修科目の再履修方法
科目分野 | 科目名 | 再履修方法 |
---|---|---|
教養教育科目 | 仏教の思想A•B | 次年度に開講するクラスから各自選択して登録のうえ受講 |
学科外国語科目 | 英語(Reading)Ⅰ•Ⅱ | 次年度に開講するクラスのうち、指定されたクラスで受講 |
英語(Writing)Ⅰ•Ⅱ | ||
英語(Oral Communication)Ⅰ•Ⅱ | ||
学科基礎科目 | リサーチ方法論A•B | 次年度に開講するクラスのうち、指定されたクラスで受講 |
ITリテラシーA•B | 次年度に開講する3クラスのうち、指定されたクラスで受講 | |
グローバルスタディーズA•B•C•D | 次年度に開講するクラスを履修登録 | |
演習科目 | プロジェクト演習 | 次年度に開講するクラスを履修登録 |
演習Ⅰ~Ⅳ | 次年度に開講する演習を受講 |
登録必修科目である「グローバル•キャリア入門」が不合格になった場合は、次年度選択科目と同様の扱いとなります。
○は開講時期を示しています。ただし、それ以上の学年•セメスターであれば受講可能です(一部例外あり)。
(例:1年次配当科目であれば、2年次生~4年次生も受講可能)
◎は必修科目 ○は選択科目
授業科目名 | 単位 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1セメ | 2セメ | 3セメ | 4セメ | 5セメ | 6セメ | 2科目(4単位)必修 | ||
仏教の思想A | 2 | ◎ | 2科目(4単位)必修 | |||||
仏教の思想B | 2 | ◎ | ||||||
歎異抄の思想Ⅰ | 2 | 〇 | ||||||
歎異抄の思想Ⅱ | 2 | 〇 |
(注1) 各印は配当セメスターを示しています。ただし、それ以上の学年•セメスターであれば受講可能です。(一部例外あり)
(例:1年次配当科目であれば、2年次以降も受講可能)
(注2) 上記配当セメスターにかかわらず、開講セメスターは年度により変更することがあります。また、年度により不開講となることがあります。
詳細はWeb履修登録画面で確認してください。
■学科外国語科目
分野等 | 授業科目名 | ナンバリング | 単位 | 講義言語 | 領域 | 留学実践 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 専攻科目種類 | 備考 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1セメ | 2セメ | 3セメ | 4セメ | 5セメ | 6セメ | 7セメ | 8セメ | ||||||||||
学科外国語科目 | 必修 | 英語(Reading)Ⅰ | U-02-FGN-1-01 | 2 | 日+英 | ― | ◎ | ||||||||||
英語(Writing)Ⅰ | U-02-FGN-1-02 | 2 | 日+英 | ― | ◎ | ||||||||||||
英語(Oral Communication)Ⅰ | U-02-FGN-1-03 | 2 | 英語 | ― | ◎ | ||||||||||||
英語(Reading)Ⅱ | U-02-FGN-1-04 | 2 | 日+英 | ― | ◎ | ||||||||||||
英語(Writing)Ⅱ | U-02-FGN-1-05 | 2 | 日+英 | ― | ◎ | ||||||||||||
英語(Oral Communication)Ⅱ | U-02-FGN-1-06 | 2 | 英語 | ― | ◎ | ||||||||||||
選択 | Business English through TOEIC(Basic A) | U-02-FGN-1-11 | 2 | 日+英 | ― | ○ | スコア条件有 | ||||||||||
Business English through TOEIC(Basic B) | U-02-FGN-1-12 | 2 | 日+英 | ― | ○ | ○ | スコア条件有 | ||||||||||
Academic English through IELTS(Basic A) | U-02-FGN-1-13 | 2 | 日+英 | ― | ○ | スコア条件有 | |||||||||||
Academic English through IELTS(Basic B) | U-02-FGN-1-14 | 2 | 日+英 | ― | ○ | ○ | スコア条件有 | ||||||||||
Business English through TOEIC(Advanced A) | U-02-FGN-2-11 | 2 | 日+英 | ― | ○ | スコア条件有 | |||||||||||
Business English through TOEIC(Advanced B) | U-02-FGN-2-12 | 2 | 日+英 | ― | ○ | スコア条件有 | |||||||||||
Academic English through IELTS(Advanced A) | U-02-FGN-2-13 | 2 | 日+英 | ― | ○ | スコア条件有 | |||||||||||
Academic English through IELTS(Advanced B) | U-02-FGN-2-14 | 2 | 日+英 | ― | ○ | スコア条件有 | |||||||||||
Career English | U-02-FGN-3-11 | 2 | 英語 | ― | ○ | ○ |
■学科基礎科目
分野等 | 授業科目名 | ナンバリング | 単位 | 講義言語 | 領域 | 留学実践 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 専攻科目種類 | 備考 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1セメ | 2セメ | 3セメ | 4セメ | 5セメ | 6セメ | 7セメ | 8セメ | ||||||||||
学科基礎科目 | 必修 | リサーチ方法論A | U-02-LTE-1-01 | 2 | 日本語 | ― | ◎ | ★ | |||||||||
リサーチ方法論B | U-02-LTE-1-02 | 2 | 日本語 | ― | ◎ | ★ | |||||||||||
ITリテラシーA | U-02-LTE-1-01 | 2 | 日本語 | ― | ◎ | ||||||||||||
ITリテラシーB | U-02-LTE-1-02 | 2 | 日本語 | ― | ◎ | ||||||||||||
グローバルスタディーズA | U-02-SOC-1-01 | 2 | 英語 | C | ◎ | ||||||||||||
グローバルスタディーズB | U-02-INR-1-01 | 2 | 日本語 | G | ◎ | ||||||||||||
グローバルスタディーズ C | U-02-PHI-1-01 | 2 | 日+英 | E | ◎ | ||||||||||||
グローバルスタディーズ D | U-02-GLS-1-01 | 2 | 日+英 | G+C+E | ◎ |
■学科専攻科目
■注釈
<参考>グローバルスタディーズ学科 英文科目名一覧
分野等 | 授業科目名(英文) | 授業科目名(和文) |
---|---|---|
外国語 | English(Reading)Ⅰ | 英語(Reading)Ⅰ |
English(Writing)Ⅰ | 英語(Writing)Ⅰ | |
English(Oral Communication)Ⅰ | 英語(Oral Communication)Ⅰ | |
English(Reading)Ⅱ | 英語(Reading)Ⅱ | |
English(Writing)Ⅱ | 英語(Writing)Ⅱ | |
English(Oral Communication)Ⅱ | 英語(Oral Communication)Ⅱ | |
Business English through TOEIC(Basic A) | Business English through TOEIC(Basic A) | |
Business English through TOEIC(Basic B) | Business English through TOEIC(Basic B) | |
Academic English through IELTS(Basic A) | Academic English through IELTS(Basic A) | |
Academic English through IELTS(Basic B) | Academic English through IELTS(Basic B) | |
Business English through TOEIC(Advanced A) | Business English through TOEIC(Advanced A) | |
Business English through TOEIC(Advanced B) | Business English through TOEIC(Advanced B) | |
Academic English through IELTS(Advanced A) | Academic English through IELTS(Advanced A) | |
Academic English through IELTS(Advanced B) | Academic English through IELTS(Advanced B) | |
Career English | Career English | |
学科基礎 | Research Methods A | リサーチ方法論 A |
Research Methods B | リサーチ方法論 B | |
IT Literacy A | ITリテラシー A | |
IT Literacy B | ITリテラシー B | |
Global Studies A | グローバルスタディーズ A | |
Global Studies B | グローバルスタディーズ B | |
Global Studies C | グローバルスタディーズ C | |
Global Studies D | グローバルスタディーズ D | |
学科専攻 | Introduction to Conversation Analysis A | 会話分析入門 A |
Introduction to Conversation Analysis B | 会話分析入門 B | |
Language Acquisition | 言語習得論 | |
Intercultural Communication | 異文化間コミュニケーション論 | |
Contemporary Literature | Contemporary Literature | |
Discussion & Debate | Discussion & Debate | |
Advanced Writing Strategies | Advanced Writing Strategies | |
Critical Reading | Critical Reading | |
Introduction to Sociolinguistics | Introduction to Sociolinguistics | |
Psycholinguistics | 心理言語学 | |
Applied Linguistics | 応用言語学 | |
Language Education Policy Studies | 言語教育政策論 | |
Interpreting and Translation Studies A | 通訳•翻訳研究 A | |
Interpreting and Translation Studies B | 通訳•翻訳研究 B | |
English for Global Studies | English for Global Studies | |
Global Englishes and Communication | Global Englishes and Communication | |
Teaching English as a Foreign Language | 英語教育特殊研究 | |
Introduction to International Relations | 国際関係入門 | |
Political Thought | 政治思想概論 | |
International Development and Cooperation | 国際開発協力論 | |
Introduction to Global History | グローバル•ヒストリー入門 | |
Introduction to Cultural Anthropology | Introduction to Cultural Anthropology | |
Globalization of Education | Globalization of Education | |
Postcolonialism | Postcolonialism | |
Sustainability Studies | Sustainability Studies | |
Nationalism Studies | ナショナリズム研究 | |
International Political Economy | 国際政治経済学 |
分野等 | 授業科目名(英文) | 授業科目名(和文) |
---|---|---|
学科専攻 | Multinational Corporations | 多国籍企業論 |
Security Studies | 安全保障論 | |
Cultural Heritage Studies | 文化遺産学 | |
International Human Rights | 国際人権論 | |
Globalization and Ethics | グローバリゼーションとエシックス | |
Global Civil Society | グローバル市民社会論 | |
South Asian Languages | 南アジアの言語 | |
Globalization and Africa | グローバリゼーションとアフリカ | |
Globalization and East Asia | グローバリゼーションと東アジア | |
Globalization and South Asia | グローバリゼーションと南アジア | |
Globalization and Europe | グローバリゼーションとヨーロッパ | |
Globalization and Latin America | グローバリゼーションとラテンアメリカ | |
Global Governance | グローバル•ガバナンス論 | |
Introduction to Religious Cultural Studies | 宗教文化学入門 | |
Globalization and Career Development | グローバル化とキャリア形成 | |
Work Experience Abroad Ⅰ | 海外キャリア実践Ⅰ | |
Work Experience Abroad Ⅱ | 海外キャリア実践Ⅱ | |
Study Abroad Project A | Study Abroad Project A | |
Study Abroad Project B | Study Abroad Project B | |
Overseas Study Trip | 海外研修 | |
Project-based Seminar | プロジェクト演習 | |
Thesis Seminar Ⅰ | 演習Ⅰ | |
Thesis Seminar Ⅱ | 演習Ⅱ | |
Thesis Seminar Ⅲ | 演習Ⅲ | |
Thesis Seminar Ⅳ | 演習Ⅳ | |
Graduation Thesis | 卒業論文 | |
Career Foundation Studies | グローバル•キャリア入門 | |
Career Practicum | キャリア実習•実習指導 |
※国際文化学科提供科目の英文科目名は、「国際文化学科の教育課程」にて確認して下さい。
卒業は大学が定める教育課程の修了であり、国際学部グローバルスタディーズ学科では、「学士(グローバルスタディーズ)」の学位が授与されます。この認定証が卒業証書(学位記)です。
卒業するためには、以下の要件を満たさなければなりません。
本学の教育課程を修了するには、4年以上在学しなければなりません。これは、単なる在籍期間ではなく、学修期間が4年以上必要ということです。したがって、休学等による学修中断の期間はこの在学期間に加えません。
本学の教育課程(カリキュラム)は、授業科目の区分ごとに必修科目、選択必修科目、選択科目、随意科目の別を指定していることは前述のとおりです。この指定と異なる履修をした場合には、いかに多くの単位を修得したとしても卒業の認定を受けることはできません(詳細は「卒業要件単位および学士号」にある表を参照)。
グローバルスタディーズ学科では、1セメスター以上の英語圏への留学を必修としています。留学する時期は原則として2年次ですが、交換留学制度を利用する場合は、3年次になる場合もあります。
4年次後期に以下の各種英語運用能力テストの内、基準スコアのいずれかの取得が必要です。
種別 | TOEIC® L&R (IP含む) |
TOEFL® PBT TOEFL ITP® |
TOEFL iBT® | IELTSTM |
---|---|---|---|---|
スコア | 730以上 | 550以上 | 80以上 | 6.0以上 (Overall) |
提出方法や時期については、「英語運用能力測定テストの基準スコア提出」を確認して下さい。
2年次に配当されているプロジェクト演習は必修科目です。卒業するためには必ず履修し、単位を取得しなくてはなりません。前期•後期共に開講されていますので、留学していない時期に履修して下さい。
「プロジェクト演習(2単位)」は通常の授業と異なり、少人数グループでの議論とプレゼンテーションが中心となります。「グローバリゼーション領域」「コミュニケーション領域」「エシックス領域」からそれぞれ提示されるテーマに関して各グループで調査を行い、グループ単位でプレゼンテーションを行います。授業では日本語と英語の両言語を使用します。
このプロジェクト演習での学修を通して、皆さんは3年次から所属するゼミでの研究の素養を身につけます。
留学先で修得した科目に応じて、「プロジェクト演習(2単位)」として単位認定が可能です。あらかじめスーパーバイザーに単位認定を希望する旨を相談しておきましょう。そして帰国後の単位認定の際に「プロジェクト演習(2単位)」での認定を希望して下さい。
但し、留学先での学修結果によっては認定を受けられない場合もあります。
留学先で科目の合格が無い場合など、「プロジェクト演習(2単位)」での認定を受けられなかった場合は3年次以降にプロジェクト演習を履修します。
3~4年次に配当されている「演習Ⅰ~Ⅳ(各2単位)」は学部での学びの拠点として調査•研究の核となり「卒業論文(4単位)」を作成するためのベースとなります。必修科目ですので、卒業までに必ず「演習Ⅰ」~「演習Ⅳ」までの計8単位を修得しなくてはなりません。また、演習Ⅰ~Ⅳを履修するためには、先修科目である「リサーチ方法論AまたはB」を修得する必要があります。
演習においては、「演習Ⅰ~Ⅱ」「演習Ⅲ」「演習Ⅳ」と成績が評価されます。
「演習Ⅰ~Ⅱ」においては、通常の成績評価とは異なり、2セメスター履修後にまとめて成績が評価されます。
グローバルスタディーズ学科では卒業論文は選択科目です。そのため、必ず履修する必要はなく、選択しない場合は「学科専攻科目(専攻応用)」から4単位を代わりに修得して卒業に必要な単位を満たす事となります。履修については、演習担当教員と事前に相談する必要があります。
注意事項
卒業論文について、既存文書からの不正な転用等が認められたときは、「卒業論文」を無効扱いとし、その学期に履修登録をした全科目の単位認定を行いません。