龍谷大学 履修要項

「教育理念・目的」「学位授与の方針」「教育課程編成・実施の方針」

最終更新日: 2025年3月19日

2025年度入学生心理学研究科

心理学研究科の教育理念・目的

1.龍谷大学の教育理念・目的

建学の精神に基づき「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」ことのできる人間を育成する。

[学部・研究科の「教育理念・目的」と3つの方針(「学位授与の方針」「教育課程編成・実施の方針」「入学者受入れの方針」)策定の基本方針]
龍谷大学の教育理念・目的を実現するために設置された学部・研究科は、広く社会に貢献できる教養教育・専門教育及びより高度な専門教育・研究を体系的かつ組織的に行うにあたり、各学問分野の独自性を活かしつつ、社会の要請等を踏まえた教育理念・目的を掲げ、学位授与の方針、教育課程編成・実施の方針、入学者受入れの方針を一体的に策定する。

2.心理学研究科の教育理念・目的(教育研究上の目的)

「教育理念・目的」……「龍谷大学の教育にかかる基本方針」を踏まえ、教学主体である各学部・大学院各研究科が掲げる「人間養成」の理念・目的と「学生に修得させるべき能力等の教育目標」からなる教育研究上の目的を明示したものを指します。

心理学研究科は建学の精神に基づき、心理学の専門的知識を修得し、現代社会における地域や組織がかかえる人間関係に関する心理的課題を深く把握・理解し、解決するための高度な倫理性と実践能力を有し、近接領域の専門職と協働的支援を実現できる能力を有する人材を養成することを目的とする。

課程 教育理念・目的(教育研究上の目的)
修士課程

心理的支援の現場において、多職種との協働的な支援が可能となる専門的知識や課題解決に向けたアプローチを構想する上で必要となる対人支援能力を修得することで、研究力・臨床実践力共に有する人材を養成することを目的とする。また、心理的支援の現場における課題を包括的に把握し、心理的困窮にある人に対する全人的な視点からの課題解決能力を有し、協働的な支援に必要な専門的実践力と構想力に優れた高度専門職業人及び研究者を養成する。

博士後期課程

・研究者養成コース
これまでの臨床心理学の専門性に限定されず、対人支援の現場の問題を見いだし、そこに必要な知見を生み出す研究力を備え、それらを臨床実践に提案・還元することともに、それらを社会に発信できる能力を持つ研究者を養成する。

・高度専門職業人養成コース
現場で求められているより高度で包括的な臨床能力の獲得、及び後進の臨床実践力の向上のための指導(スーパーヴィジョン)方法を獲得することで、高度専門職業人に対する指導的立場の人材を養成する。