最終更新日: 2025年1月28日
経済学専攻 修士(経済学) Master of Economics
経済学研究科では、研究を専修的に進めるために、「経済学総合研究プログラム」と「アジア・アフリカ総合研究プログラム」を設けています。研究科生は、希望するプログラムに所属し、各プログラムのカリキュラムに沿って科目を履修します。初回の履修登録時に、自分がいずれのプログラムに所属するかを届け出る必要があります。
いずれのプログラムに所属しても、経済学研究科が開設する科目は原則として全て履修することができます。
経済学総合研究プログラムでは、全員履修科目で経済学の実践的研究能力を修得するとともに、各自の研究テーマに基づき、「理論・思想・歴史」「政策・応用」「国際・民際」の3分野から主分野、副分野を選択し、体系的な科目履修を行います。
1)分野について
3つの分野は、「分野別科目一覧」のとおり構成されています。
主分野・副分野は、「演習Ⅱ」に進む時点で正式に決定してください。分野の変更は、研究テーマに変更が生じ、指導教員が必要と認める場合に許可されます。なお、分野の変更は「演習Ⅳ」開始までとし、それ以降は変更できません。
2)修了要件について
①32単位以上の修得
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ | 必修 | 8単位 |
主分野の科目 *注1 | 選択必修 | 8単位 |
副分野の科目 *注1 | 選択必修 | 6単位 |
その他の科目 *注2 | 10単位 | |
合計 | 32単位 |
*注1 主分野と副分野の2つの分野で合計14単位の修得が必要(主分野と副分野の両方に配当された科目を修得した場合、その単位数は、主・副合計14単位に重複して集計されない)。
必要な修得単位数を超過した場合、超過分は「その他の科目」の単位として認定される。
*注2 全員履修科目「研究の技法」は「その他の科目」の単位として認定される。
上記にかかわらず、公的機関からの受入事業等(例:ABEイニシアティブ・プログラム)において研究科が特に認める場合、必修科目である演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳの8単位及び研究科が定める科目を24単位以上修得することにより、単位修得の要件を満たすものとします。「Academic WrittingⅠ」「Academic WrittingⅡ」は、English‑ based Degree Program生は、全員履修科目とする。
②所定の期日に修士論文(または課題研究)を提出し、その口述試験に合格すること
分野別科目一覧
3)コースワークとリサーチワークについて
経済学総合研究プログラムには、コースワークとリサーチワークが置かれています。コースワークは体系的なカリキュラムに従い、理論と応用能力をしっかり身につけることを重視しています。授業は講義・実習・レポート・試験などから構成され、少人数で徹底した指導を行います。教育内容をマスターしたあかしとして課題研究を提出、修了すれば修士(経済学)を得ることができます。
リサーチワークは学問を身につけるだけでなく、さらにオリジナルな研究を目指します。コースワークを基礎に、修士論文を作成・提出します。課題研究とは違い、学問的に独創性のある研究論文が求められます。修了すれば修士(経済学)を得て、入学試験に合格することにより博士後期課程に進むこともできます。
アジア・アフリカ総合研究プログラムは、法学研究科、経済学研究科、国際学研究科の三つの研究科が共同で運営する大学院修士課程の共通プログラムです。それぞれの研究科から、アジア・アフリカ地域研究の専門家を中心とする教員が共通プログラムに参加し、学生を指導します。
プログラムを修了した学生は所属研究科の修士号(法学修士、経済学修士、国際文化学修士)とプログラム修了証(Certificate of Completion of Graduate Program in Asian and African Studies)を取得することができます。
つまり、経済学研究科においてプログラムを修了した学生には経済学修士号とプログラム修了証が授与されます。
⟨2019年度以降入学生対象〉
科目区分 | アジア・アフリカ総合研究プログラム 授業科目 |
単位数 | 配当年次 | 開講研究科 | 開講期 | 曜日 | 講時 | 担当者 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特別演習 | アジアアフリカ総合研究特別演習 | 2 | 1 | 国際 | 前期 | 月 | 5 | 友永 雄吾(U)/ 大原 盛樹(E)/ 濱中 新吾(J) |
||
地域研究科目 | アジアⅠ | アジア経済史研究 | 2 | 1 | 経済学 | * | * | * | 不開講 | |
アジア政治論研究 | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
日本経済論研究 | 2 | 1 | 経済学 | 前期 | 金 | 3 | 伊達 浩憲 | 英語開講 | ||
中国経済論研究 | 2 | 1 | 経済学 | 後期 | 金 | 2 | 大原 盛樹 | 英語開講 | ||
日本研究A | 2 | 1 | 国際学 | 前期 | 木 | 4 | 泉 文明/ 早島 慧/ 徐 光輝 |
|||
共生社会研究A | 2 | 1 | 国際学 | * | * | * | 不開講 | |||
言語文化研究A | 2 | 1 | 国際学 | * | * | * | 不開講 | |||
言語文化研究B | 2 | 1 | 国際学 | 前期 | 木 | 1 | ファーマノフスキーマイケル/ 佐野 東生/ カルドネル シルヴァン |
|||
宗教文化研究B | 2 | 1 | 国際学 | 後期 | 火 | 4 | 久松 英治/ 佐野 東生 |
|||
芸術•メディア研究A | 2 | 1 | 国際学 | * | * | * | 不開講 | |||
芸術•メディア研究B | 2 | 1 | 国際学 | 後期 | 金 | 4 | 林 則仁/ ファーマノフスキーマイケル/ 八幡 耕一 |
|||
特殊研究(Asian Politics) | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
アジアⅡ | アジア経済論研究 | 2 | 1 | 経済学 | * | * | * | 不開講 | ||
中東政治論研究 | 2 | 1 | 法学 | 後期 | 火 | 4 | 濱中 新吾 | |||
アフリカ | アフリカ政治論研究 | 2 | 1 | 法学 | 前期 | 金 | 3 | 落合 雄彦 | ||
アフリカ経済論研究 | 2 | 1 | 経済学 | 前期 | 木 | 2 | レイサ•クリスティナ•セナ•モレノ | 英語開講 | ||
アフリカ社会論研究 | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
特殊研究(African Politics) | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
総合研究科目 | 政治分野 | 国際政治経済学研究 | 2 | 1 | 経済学 | * | * | * | 不開講 | |
比較政治論研究 | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
国家•民族論研究 | 2 | 1 | 法学 | 前期 | 金 | 2 | 濱中 新吾 | |||
平和•紛争論研究 | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
外交政策論研究 | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
開発援助論研究 | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
国際法研究Ⅰ | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
国際人権法研究Ⅱ | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
国際環境法研究Ⅰ | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
特殊研究(Comparative Politics) | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
特殊研究(International Human Rights Law Ⅱ) | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
経済分野 | 民際学概論 | 2 | 1 | 経済学 | * | * | * | 不開講 | ||
民際学理論研究 | 2 | 1 | 経済学 | * | * | * | 不開講 | |||
経済協力論研究 | 2 | 1 | 経済学 | * | * | * | 不開講 | |||
環境経済論研究 | 2 | 1 | 経済学 | * | * | * | 不開講 | |||
国際地域経済研究 | 2 | 1 | 経済学 | * | * | * | 不開講 | |||
農業経済論研究 | 2 | 1 | 経済学 | * | * | * | 不開講 | |||
フィールド調査研究 | 2 | 1 | 経済学 | * | * | * | 不開講 | |||
開発経済学研究 | 2 | 1 | 経済学 | * | * | * | 不開講 | |||
文化社会分野 | 特殊研究(法政応用英語Ⅰ) | 2 | 1 | 法学 | 前期 | 月 | 2 | 中川 昭 | ||
特殊研究(法政応用英語Ⅱ) | 2 | 1 | 法学 | 後期 | 月 | 2 | 中川 昭 | |||
特殊研究(法政応用英語Ⅲ) | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
特殊研究(法政応用英語Ⅳ) | 2 | 1 | 法学 | * | * | * | 不開講 | |||
日本研究B | 2 | 1 | 国際学 | * | * | * | 不開講 | |||
共生社会研究B | 2 | 1 | 国際学 | 後期 | 金 | 3 | 古川 秀夫/ 鈴木 滋 |
|||
宗教文化研究A | 2 | 1 | 国際学 | * | * | * | 不開講 |
1)経済学研究科の3分野(「理論・思想・歴史」「政策・応用」「国際・民際」分野)の中から、1つを主分野として選択してください(「分野別科目一覧」参照)。主分野の正式な決定は、「演習Ⅱ」に進む時点で行ってください。分野の変更は、研究テーマに変更が生じ、指導教員が必要と認める場合に許可されます。なお、分野の変更は「演習Ⅳ」開始までとし、それ以降は変更できません。
2)修士課程およびアジア・アフリカ総合研究プログラムの修了要件
①32単位以上の修得
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ | 必修 | 8単位 |
アジア・アフリカ総合研究特別演習 | 必修 | 2単位 |
主分野の科目 *注 | 選択必修 | 4単位 |
プログラム科目 *注 (地域研究科目+総合研究科目) うち、地域研究科目から4単位以上修得のこと |
選択必修 | 10単位 |
その他の科目 | 8単位 | |
合計 | 32単位 |
*注 主分野とプログラム科目で合計14単位の修得が必要(主分野とプログラム科目の両方に配当された科目を修得した場合、その単位数は、合計14単位に重複して集計されない)。
必要な修得単位数を超過した場合、超過分は「その他の科目」の単位として認定される。
*以下の科目については、対応する「特殊研究」(英語による講義)が開設されています。対応関係にある科目は両方を履修することができますが、単位はどちらか一方しか認定されません(他方の科目は随意科目扱いとなります)。例えば、「アジア政治論研究」と「特殊研究(Asian Politics)」は両方を履修することは可能ですが、どちらか一方しか単位は認定されません。
日本語講義科目 | 英語講義科目 | |
---|---|---|
アジア政治論研究 | ⇔ | 特殊研究(Asian Politics) |
アフリカ政治論研究 | ⇔ | 特殊研究(Afirican Politics) |
比較政治論研究 | ⇔ | 特殊研究(Comparative Politics) |
国際人権法研究Ⅱ | ⇔ | 特殊研究(International Human Rights Law Ⅱ) |
②所定の期日に修士論文または課題研究を提出し、その口述試験に合格すること
●当プログラムを選択しない経済学研究科修士課程の院生も、アジアアフリカ総合研究プログラム授業科目を受講できます。ただし、仮に上記のプログラム修了要件を満たしたとしても、当初から当プログラムへの所属を届け出ていなければ、当プログラムの修了とはなりません。
大学院で受講し単位修得するには、所定期間に所定用紙により受講する科目を届け出ることが必要です。指導教員、副指導教員((4)参照)と相談のうえ、修了要件を満たすよう、計画的に時間割を設計してください。履修登録は、年1回4月に1年分の登録を行います。登録期間以外の追加、変更、抹消等はできません。ただし、第2学期(後期)開講科目については、9月に変更することができます。
単位制学費を選択された方は、登録単位数により授業料が決まりますのでご注意ください。
9月入学生については、初回の登録を9月に半期分行い、その後については、4月入学生と同じ登録スケジュールとなります。
履修登録に際しては、指導教員、副指導教員の署名捺印が必要です。
4月8日(月)~4月12日(金) | 4月新入生・在学生 |
9月中~下旬 | 9月新入生のみ |
9月中~下旬 |
1)履修辞退制度とは、履修登録を行った科目の講義には出席していたものの、「講義内容が自分の希望したものと異なっていた」、「講義についていけるだけの知識が不足している」などの理由から、自分自身の判断により履修辞退の申請をすることができる制度で、登録確認時に行う登録修正とは異なります。
2)一旦申請をした履修辞退は取り下げることができませんが、履修辞退をした科目を次学期以降に履修登録することはできます。
3)履修辞退を申請した場合、その代わりの授業を追加登録することはできません。
4)履修辞退した科目は成績表に記載されます。
5)履修辞退の申請は、経済学部教務課で受け付けます。
6)履修辞退の申請時期は、下記の日程です
学期 | 履修辞退受付期間 |
第1学期(前期) | 5月7日(火)~5月10日(金)、5月13日(月)16:00 |
第2学期(後期) | 10月21日(月)~10月25日(金)16:00 |
※履修辞退の受付は、上記期間中の窓口開室時間内に行います。
入学後速やかに指導教員を選び、承諾を得たうえで、履修登録の際に所定の用紙で届け出てください。なお、その際、指導教員の助言にしたがって、必要に応じて副指導教員を選び、届け出てください。副指導教員を選んだ場合、必ず副指導教員が担当する演習(副演習)も履修してください。
指導教員が担当する「演習Ⅰ」「演習Ⅱ」(1年次)、「演習Ⅲ」「演習Ⅳ」(2年次)は、大学院の研究指導において最も重要な科目です。したがって、必ず履修してください。
「演習Ⅰ」終了後、「演習Ⅱ」からの指導教員を変更することが可能です。変更を希望する場合は、新旧両教員の承諾を得たうえで、所定の用紙で経済学研究科に届け出てください。
なお、原則として「演習Ⅱ」開始以降の指導教員変更はできません。
研究における視野を拡げるため、指導教員の演習に加え、もう一つ演習を履修することができます。なお、この場合の科目名は「副演習」となり、副演習の担当者が副指導教員となります。
合同演習とは、ゼミを横断した形態で行われる研究報告・発表会です。年2回(6月中旬、11月中旬)開催します。修士論文・課題研究を提出するためには、合同演習で2回以上研究発表を行うことが必要です。
発表希望者は、所定の期日までに経済学部教務課まで申し出てください。
経済学総合研究プログラムでは、「研究の技法」は全員履修科目です。できるだけ1年次に履修してください。
放送大学大学院科目について、修得した単位の一部を本研究科での修了要件単位として認定することができます。認定される単位数は上限10単位とし、専攻を考慮し、経済学研究科委員会が認めた科目に限ります。
放送大学の2024年度出願時期は6月の予定です。なお、受講にあたっては1単位あたり11,000円の授業料が必要となります。
また、修了年次生の最終セメスター開講分については、単位認定が修了判定時期よりも遅くなることから、単位認定の対象にはなりませんのでご留意ください。
2024年度対象科目については、放送大学大学院科目のページおよび経済学部教務課で確認してください。
本研究科が教育上有益と認めるときは、入学前に本学または他大学の大学院で修得した単位を本研究科にて修得したものとみなすことができます。認定される単位数は15単位までとし、専攻を考慮し、経済学研究科委員会が認めた科目に限ります。ただし、(9)と合わせて20単位までとします。
希望者は指導教員と相談の上、入学後最初の履修登録期間に経済学部教務課へ願い出てください。所定用紙と当該科目が記載された成績証明書を提出してください。
経済学部科目の履修を希望する場合、科目等履修生として履修できます。経済学部教務課まで問い合わせてください。
1)1つの授業科目に定められた所定の単位を修得するためには、次の3つの要件を満たしていなければなりません。
2)学業成績は100点を満点とし、60点以上を合格、それを満たさない場合は不合格とします。
3)一度合格点を得た科目は、いかなる事情があっても、再度受講及び受験することはできません。
4)履修登録をした科目を受講しなかった場合の評価は0点となります。
5)段階評価と評点の関係は、次のとおりとします。
段階評価 | 評点 |
S | 90点~100点 |
A | 80点~89点 |
B | 70点~79点 |
C | 60点~69点 |
G | 合格 |
N | 認定 |
6)成績証明書は、すべて段階評価で表示します。
7)成績の発表は、第1学期(前期)が9月下旬、第2学期(後期)が3月下旬です。
8)成績について疑義がある場合は、必ず所定の「成績疑義申出用紙」に疑義内容を記入した後、経済学部教務課に提出してください。
申し出期間は通知も含め別途連絡します。ただし、授業担当者に直接申し出てはいけません。
なお、成績疑義として受付できるのは、点数を変更するだけの説明が明確にできる場合のみです。
GPAとは、Grade Point Average(成績加重平均値)のことであり、従来の修得単位数による学修到達度判定に加え、どの程度のレベルで単位を修得したかを一目で表すものとして考えられたものです。
GPAは、各教科の評価点(100点満点)を次表のように換算しなおし、その合計を登録科目の総単位数で割って算出します。
グレイドポイント | 評点 |
4 | 90点~100点 |
3 | 80点~89点 |
2 | 70点~79点 |
1 | 60点~69点 |
0 | 59点以下 |
2014年度入学生からを対象とし、職業を有している等の事情により、通常の修了に係る年限では履修が困難な学生を対象に、一定の期間にわたり計画的に教育課程を履修し課程を修了することが出来る「長期履修学生制度」を設けています。
◯対象課程
修士課程及び博士後期課程
◯対象者
長期履修学生となることを希望できるのは、本学大学院研究科に入学する者または在学生(修了年次の者を除く)で、標準修業年限での修了が困難な次のいずれかに該当する者とします。
①職業を有している者
②家事、介護、育児、出産等の諸事情を有する者
③その他当該研究科が相当な事情があると認めた者
※ただし、外国人留学生は対象としません。
◯長期履修期間
長期履修期間は年度を単位とし、修士課程、博士後期課程ともに6年を限度に認めることができます。ただし、休学期間は算入しません。
◯申請期間及び方法
長期履修学生制度を希望する場合は、長期履修開始年度の学年開始1ヶ月前までに教務課に必要書類を提出して下さい。ただし、修了年度の申請は不可です。
◯申請期間の変更
原則、申請のあった履修期間内での履修を求めますが、やむを得ない事情等が発生した場合は、短縮・延長のいずれかの1回に限り変更を認めます。変更を希望する場合は、必要書類を教務課に提出して下さい。なお、変更の申請については、短縮を希望する場合は変更後の修了年度の学年開始の1ヶ月前まで、延長を希望する場合は変更前の修了年度の学年開始の1ヶ月前までに行って下さい。
◯審査方法(新規申請及び変更)
提出された申請書類等をもとに、経済学研究科委員会で審査の上決定します。
◯学費等の納入方法
長期履修学生は通常学費を履修期間に応じて均等に分割納入することとなります。
※学費とは別に諸会費が必要となります。諸会費については分割納入にはなりませんので毎年度納入する必要があります。
◯学会等研究発表補助
学会等における研究発表に係る費用の一部を補助する制度です。補助限度額は、1回につき1万円を上限としています。
申請の際は、経済学部教務課まで申し出て下さい。
◯コピーカード及び図書カードの支給
研究発表のレジュメや研究用資料の複写のために、コピーカードを支給しています。
また、図書購入補助として、併せて図書カードを支給しています。
◯大学院研究室
各研究科に共同で利用できる大学院研究室を設置しています。
それぞれの各研究科の特性に応じ、必要文献やパソコン等を整備しています。
※時期の( )内は9月入学生
学年•時期 | 内容 | 研究指導概要 | |
1年 | 4月 (9月) |
オリエンテーション | 新入生に対して、カリキュラム、プログラムについて説明。研究計画及び研究指導計画の検討•見直し。 |
5月 (10月) |
研究計画書の提出 | 研究計画及び研究指導計画の確定。 研究の進捗状況報告を随時受け、進捗に応じた研究指導。 |
|
5月- (11月-) |
文献や統計資料等の収集 | 研究テーマに即した先行研究文献、統計資料、関連情報等の収集について助言及び指導。 調査等を実施する場合には適切な調査方法について助言及び指導。 |
|
6月 (11月) |
合同演習発表 ※指導教員と相談 |
(修士課程は合同演習において2回以上発表することが修士論文•課題研究提出の要件。) | |
7月 (1月) |
学修成果報告書の提出 | 学位授与方針に定めた学修成果を把握。 | |
11月 (6月) |
合同演習発表(推奨) ※指導教員と相談 |
(修士課程は合同演習において2回以上発表することが修士論文•課題研究提出の要件。) | |
1月 (7月) |
学修成果報告書の提出 | 学位授与方針に定めた学修成果を把握。 | |
2年 | 4月- (9月-) |
研究テーマ、内容の確認と決定 ドラフト作成 |
引き続き文献等収集、調査実施に関する助言及び指導とともに、研究テーマの決定、ドラフト作成にあたっての助言及び指導。 |
5月 (10月) |
研究計画書の提出 | 研究計画及び研究指導計画の確定。 研究の進捗状況報告を随時受け、進捗に応じた研究指導。 |
|
6月 (11月) |
合同演習発表 ※指導教員と相談 |
(修士課程は合同演習において2回以上発表することが修士論文•課題研究提出の要件。) | |
7月 (1月) |
学修成果報告書の提出 | 学位授与方針に定めた学修成果を把握。 | |
9月- (4月-) |
研究の推進、執筆 | 研究及び論文執筆についての助言及び指導。 | |
11月 (6月) |
合同演習発表 ※指導教員と相談 |
(修士課程は合同演習において2回以上発表することが修士論文•課題研究提出の要件。) | |
11月 (5月) |
修士論文、課題研究題目の提出 | 題目についての助言及び指導、承認。 | |
1月 (7月) |
修士論文、課題研究の提出 | 内容についての確認、承認。 | |
1月~2月 (7月~8月) |
修士論文、課題研究 口述試験 |
審査委員会により審査及び研究科委員会による判定。 | |
3月 (9月) |
学位授与 | 修了要件を満たすことによる修了の認定。 |
毎年度5月頃(9月入学生は10月頃)までに指導教員と相談のうえ、研究計画書を作成、提出する必要があります。
主な内容は以下のとおりです。
学位授与方針に定めた学修成果を把握することを目的として、各学期の終わり(7月または1月)に指導教員と相談のうえ、学修成果報告書を作成、提出する必要があります。
1)経済学総合研究プログラム
「2)修了要件について」を参照してください。
2)アジア・アフリカ総合研究プログラム
「2)修士課程およびアジア・アフリカ総合研究プログラムの修了要件」を参照してください。
1)題目の届出
指導教員の承認を得たうえで、所定の用紙で届け出てください。
[題目届提出日]
2024年5月20日(月) 9:00~17:00 | 2024年9月修了生 |
2024年11月18日(月) 9:00~17:00 | 2025年3月修了生 |
2)合同演習での発表
[合同演習開催日]
2024年6月中旬 | 2024年9月修了予定者は最終発表の機会となります |
2024年11月中旬 | 2025年3月修了予定者は最終発表の機会となります |
3)論文提出
指導教員の承認を得たうえで、4部(うち、3部は表紙等も含めコピー可)及び電子ファイルを提出してください。なお、提出された論文は返却しませんので、提出用の4部とは別に、必ず各自で控えを保存してください。
[修士論文・課題研究提出日]
2024年7月10日(水) 9:00~17:00 | 2024年9月修了生 |
2025年1月10日(金) 9:00~17:00 | 2025年3月修了生 |
【期限厳守のこと。期限に遅れた場合、理由のいかんに関わらず一切受理しません】
4)口述試験
[口述試験実施期間]
2024年7月中旬~(予定) | 2024年9月修了生 |
2025年1月下旬~(予定) | 2025年3月修了生 |
用紙 | A4サイズ、上質紙(白)、黒字印字【感熱紙不可】 |
用紙字数・行数 | 40字×30行(1,200字詰) |
文字方向 | 横書き |
余白 | 上および左右余白20mm、下余白25mm |
ページ番号位置 | 用紙下中央(底から10mm程度) ※製本時に上下左右それぞれ5mm程度裁断します。 |
備考 | 手書きの場合はA4原稿用紙を使用のこと。縦書き、英文等の場合も上記に準じます。 |
表紙 | 所定の表紙をつけて提出のこと。経済学研究科ホームページからダウンロードできます。 |
綴じ方 | 論文要旨、論文を一緒にダブルクリップまたはガチャック等、紙を傷つけない方法で綴じて提出のこと。(ホッチキス、綴じ紐等は使わないでください。)
【課題研究は修士論文に準じる】 |
綴じ順 | 論文要旨の表紙、論文要旨、論文表紙、目次、本文、参考文献目録、付図、付表の順で提出すること。指導教員からの指示があれば、図表は本文中に収録して構わないが、必要字数には算入されないので注意すること。
【課題研究は修士論文に準じる】 |
字数 | 2,000字~4,000字 |
表紙 | 所定の表紙を使用すること。経済学研究科ホームページからダウンロードできます。 |
ページ番号 | 本文とは別に要旨単独のページ番号をつけること。 表紙にはページ番号不要。 |
字数 | 20,000字以上 ※参考文献目録、付図、付表等は、字数に算入しない |
表紙 | 所定の表紙を使用すること。経済学研究科ホームページからダウンロードできます。 |
ページ番号 | 必ずつけること。 つけ方については指導教員の指示に従うこと。 |
提出後の差し替えはできません。修士論文・課題研究は大学で保管・公開されます。ついては、悔いを残さないよう、十分な推敲を重ねた上で提出してください。ただし、誤字脱字等の範囲内で、口述試験の際に指摘された事項については、主査の責任において差し替えを認めることがあります。
論文は、院生の進路や意図を問わず、社会的に十分通用するものでなければなりません。提出された修士論文・課題研究は大学で、製本・保管し、公開を原則とします。
これまでの経済学研究科修了者の修士論文・課題研究は深草図書館に保管されています。閲覧希望者は印鑑持参の上、経済学部教務課にて閲覧許可の手続きを行ってください。
修士課程修了後も継続して研究指導を希望する場合は、特別専攻生として経済学研究科に籍を置くことができます。
なお、通算在籍期間の上限は3年です。
期間:1学期間または1学年間
研修費:10,000円(1学期間)、20,000円(1学年間)
出願期間:2月下旬および9月中旬
龍谷大学の教職課程は、教員を目指す学生のために設置されたものであり、多くの優秀な人材を教育界に送り出してきたという誇るべき実績を持っています。
教育改革が叫ばれる今日、教員の資質能力向上が特に大きな課題となっています。そのため本学では、教科等に関する確かな専門的知識を身につけ、その上に、広く豊かな教養、人間の成長・発達についての深い理解、生徒に対する教育的愛情、教育者としての使命感等を持ち、これらを基盤とした実践的指導力を養成することを目的として教職課程を編成しています。
教員は常に生徒と向き合い、実践的に対応しなければなりません。単なる批判者ではなく、何事にも自主的・主体的・集団的な取り組みができる力を身につけてほしいものです。また、積極的・意欲的に教職を目指すとともに、社会的な常識も身につけるよう心がけてください。
なお、本学の教職課程は、法定最低限度以上の講義を開設しています。また、免許法関係の変更も多く、免許取得の道が複雑にもなってきていますので、教職センターまたは経済学部教務課に相談してください。
「教育職員免許法」に基づき、本学が認定を受けている免許状の種類は下記のとおりです。所定の単位を修得することによって、下記教科の免許状が修得できます。
免許 教科 |
大学院経済学研究科 | |
中学校教諭 | 高等学校教諭 | |
社会 | 専修免許状 | - |
地理歴史 | - | 専修免許状 |
公民 | - | 専修免許状 |
※中学校教諭専修免許状・高等学校教諭専修免許状について
中学校教諭専修免許状または高等学校教諭専修免許状とは修士の学位を有する(もしくは、大学院に1年以上在学し、30単位以上を修得した者)と共に一種免許状を現に有し、または、一種免許状を取得するのに必要な全単位を修得していることを前提として授与される、より上級の免許状です。
各「教科に関する科目」の単位を取得してください。経済学研究科で開講している科目でも、対象とならない科目もありますので注意してください。
※全員履修科目
科目名(科目題目) | 単位 | 分 野 | 開講曜講時 | 科目担当者 | 備 考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
理論・思想・歴史 | 政策・応用 | 国際・民際 | |||||
研究の技法 ※ | 2 | 前期•木2 | 原田太津男、松木隆、大原盛樹 | ||||
社会科学のための統計分析 | 2 | ● | ● | ● | 不開講 | ||
Accademic Writing I | 2 | 後期•木2 | レイサ•クリスティナ•セナ•モレノ | (英語開講) | |||
Accademic Writing II | 2 | 前期•金4 | レイサ•クリスティナ•セナ•モレノ | (英語開講) | |||
PBL実習 | 2 | ● | ● | ● | 後期•金4 | レイサ•クリスティナ•セナ•モレノ | (英語開講) |
外国文献研究 | 2 | 不開講 | |||||
マクロ経済学A | 2 | ● | 前期•水2 | 川元 康一 | |||
マクロ経済学B | 2 | ● | 不開講 | ||||
ミクロ経済学A | 2 | ● | 不開講 | ||||
ミクロ経済学B | 2 | ● | 前期•月5 | 兵庫 一也 | (英語開講) | ||
計量経済学A | 2 | ● | 前期•水2 | 渡邉 正英 | |||
計量経済学B | 2 | ● | 前期•火3 | 蛭川 雅之 | (英語開講) | ||
社会経済理論研究 | 2 | ● | ● | 不開講 | |||
経済学史研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
経済思想史研究 | 2 | ● | 前期•金1 | 小峯 敦 | |||
日本経済史研究 | 2 | ● | 前期•水2 | 佐々木 淳 | |||
ヨーロッパ経済史研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
社会思想史研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
アジア経済史研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
日本経済論研究 | 2 | ● | ● | 前期•金3 | 伊達 浩憲 | (英語開講) | |
社会政策研究 | 2 | ● | ● | 不開講 | |||
中小企業論研究 | 2 | ● | ● | 前期•月3 | 辻田 素子 | (英語開講) | |
環境経済論研究 | 2 | ● | ● | 不開講 | |||
国際政治経済学研究 | 2 | ● | ● | 不開講 | |||
国際地域経済研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
農業経済論研究 | 2 | ● | ● | 不開講 | |||
民際学理論研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
民際学特別演習 | 4 | ● | 不開講 | ||||
民際学概論 | 2 | ● | 不開講 | ||||
地域経済論研究 | 2 | ● | 後期•月4 | 松島 泰勝 | |||
アフリカ経済論研究 | 2 | ● | 前期•木2 | レイサ•クリスティナ•セナ•モレノ | (英語開講) | ||
フィールド調査研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
開発経済学研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
アジア経済論研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
中国経済論研究 | 2 | ● | 後期•金2 | 大原 盛樹 | (英語開講) | ||
国際経済論研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
経済協力論研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
経済政策研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
産業組織論研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
財政学研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
公共経済学研究 | 2 | ● | 前期•金2 | 津川 修一 | |||
地方財政論研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
金融論研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
国際金融論研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
国際金融論研究 | 2 | ● | 後期•水3 | 竹中 正治 | (英語開講) | ||
ファイナンス論研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
情報政策論研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
経済情報システム研究 | 2 | ● | 不開講 | ||||
労働経済学研究 | 2 | ● | 前期•月4 | 新豊 直輝 | |||
演習Ⅰ | 2 | 開講曜講時•科目担当者については、履修説明会等で周知する。 | |||||
演習Ⅱ | 2 | ||||||
演習Ⅲ | 2 | ||||||
演習Ⅳ | 2 | ||||||
副演習Ⅰ | 1 | ||||||
副演習Ⅱ | 1 | ||||||
副演習Ⅲ | 1 | ||||||
副演習Ⅳ | 1 | ||||||
放送大学大学院科目 | 10 | 別に定める | |||||
<英語による開講科目> | |||||||
Academic Writing I | 2 | 後期•木2 | レイサ•クリスティナ•セナ•モレノ | ||||
Academic Writing II | 2 | 前期•金4 | レイサ•クリスティナ•セナ•モレノ | ||||
PBL実習 | 2 | ● | ● | ● | 後期•金4 | レイサ•クリスティナ•セナ•モレノ | |
計量経済学B | 2 | ● | 前期•火3 | 蛭川 雅之 | |||
国際金融論研究 | 2 | ● | 後期•水3 | 竹中 正治 | |||
財政学研究 | 2 | ● | |||||
アジア経済論研究 | 2 | ● | |||||
アフリカ経済論研究 | 2 | ● | 前期•木2 | レイサ•クリスティナ•セナ•モレノ | |||
中国経済論研究 | 2 | ● | 後期•金2 | 大原 盛樹 | |||
マクロ経済学B | 2 | ● | |||||
中小企業論研究 | 2 | ● | ● | 前期•月3 | 辻田 素子 | ||
ミクロ経済学B | 2 | ● | 前期•月5 | 兵庫 一也 | |||
開発経済学研究 | 2 | ● | |||||
農業経済論研究 | 2 | ● | ● | ||||
日本経済論研究 | 2 | ● | ● | 前期•金3 | 伊達 浩憲 | ||
経済学史研究 | 2 | ● | |||||
経済協力論研究 | 2 | ● | |||||
ファイナンス論研究 | 2 | ● | |||||
国際政治経済学研究 | 2 | ● | ● | ||||
フィールド調査研究 | 2 | ● |
※日本語と英語の両方で開講される科目は、同一科目のため、いずれか一方のみ受講することができます。
授業科目 | 放送メディア | 単位 | 備考 |
---|---|---|---|
環境工学 | オンライン授業 | 2 | |
地域産業の発展と主体形式 | ラジオ | 2 | |
公共政策 | ラジオ | 2 | |
社会的協力論 | ラジオ | 2 |
講義概要は以下のホームページから参照できます。
http://www.ouj.ac.jp/kamoku/daigakuin/B/syakai/index.html
種別および教科 | 科目名 |
---|---|
中学専修免許 |
社会経済理論研究、マクロ経済学A、マクロ経済学B、ミクロ経済学A、ミクロ経済学B、経済学史研究、日本経済史研究、ヨーロッパ経済史研究、アジア経済史研究、社会思想史研究、国際地域経済研究、中国経済論研究、アジア経済論研究、民際学概論、民際学理論研究、国際政治経済学研究、経済協力論研究、環境経済論研究、日本経済論研究、産業組織論研究、中小企業論研究、農業経済論研究、経済政策研究、財政学研究、公共経済学研究、地方財政論研究、金融論研究、計量経済学A、計量経済学B、情報政策論研究、フィールド調査研究、経済情報システム研究、労働経済学研究、経済思想史研究、開発経済学研究、国際経済論研究、国際金融論研究、ファイナンス論研究 |
種別および教科 | 科目名 |
---|---|
高校専修免許 |
社会経済理論研究、マクロ経済学A、マクロ経済学B、ミクロ経済学A、ミクロ経済学B、民際学概論、民際学理論研究、国際政治経済学研究、環境経済論研究、日本経済論研究、中小企業論研究、経済政策研究、財政学研究、公共経済学研究、地方財政論研究、金融論研究、計量経済学A、計量経済学B、情報政策論研究、労働経済学研究、国際経済論研究、国際金融論研究、ファイナンス論研究 |
種別および教科 | 科目名 |
---|---|
高校専修免許 |
経済学史研究、日本経済史研究、ヨーロッパ経済史研究、アジア経済史研究、社会思想史研究、国際地域経済研究、中国経済論研究、アジア経済論研究、経済協力論研究、産業組織論研究、農業経済論研究、フィールド調査研究、経済情報システム研究、経済思想史研究、開発経済学研究 |