最終更新日: 2025年2月3日
修士課程 | 博士後期課程 | |
---|---|---|
授業科目
|
専門科目 | 講義科目 |
演習・特別研究科目 | 演習科目 |
修士課程における開講科目は「専門科目」と「演習・特別研究科目」です。
「専門科目」は、「農産物生産や農芸化学、植物生命の仕組み等に関わる自然科学的な内容を講義する科目(農業生産科学関連科目)」、「食品栄養と人間の健康の関連や食品科学に関わる内容を講義する科目(食品栄養科学関連科目)」、「食料問題や農業問題に関わる社会科学的な内容を講義する科目(地域社会農学関連科目)」に区分できます。みなさんは、指導教員が各科目区分の中から選択した科目の組合せ(履修モデル)にしたがって科目を履修します。これにより、みなさんは高度な専門知識を学ぶことができるとともに自身の研究を遂行する準備を整え、研究に必要なアイデアや素材、ヒントを得ることができます。
「演習科目」には「食農科学演習Ⅰ」、「食農科学演習Ⅱ」、「食農科学演習Ⅲ」、「食農科学演習Ⅳ」を配置し、「特別研究科目」として「食農科学特別研究」を配置しています。みなさんは指導教員が担当するゼミナールにおいてこれらの演習科目を履修し、そこで実施した研究の成果を「特別研究科目」である「食農科学特別研究」において修士論文に結実させます。
博士後期課程における開講科目は「講義科目」と「演習科目」です。
「講義科目」である「食農科学特別講義」は「食」と「農」の関連に着目することの重要性、「食」や「農」に関わる研究領域の全体像、国内外における最先端の研究トレンド、未知の研究課題等を把握し、これからの時代の研究に求められる様々な倫理観を養うことを目的とした科目です。
博士後期課程においては、修士課程よりもさらに専門性の高い研究に取り組むので、「演習科目」を専門領域に応じて3つに分割し、「農業生産科学特別演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」、「食品栄養科学特別演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」、「地域社会農学特別演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」を配置しています。
同科目は各大学院生が各自の専門領域に応じていずれかの演習を選択するものであり、自身の研究を遂行し、博士論文に結実させるための科目です。みなさんは指導教員が担当するゼミナールにおいてこれらの演習科目を履修し、そこで実施した研究の成果を博士論文に結実させます。
農学研究科のすべての「専門科目」は講義科目であり、また、選択科目です。
本研究科修士課程では、みなさんが入学した時点でみなさんの興味・関心領域に基づいて指導教員を選任します。そして、各指導教員がみなさんの研究テーマやバックボーン等を勘案しながら履修すべき科目の組合せを「履修モデル」として提示します。「専門科目」の履修に関しては、指導教員とよく相談し、履修モデルにしたがうようにしてください。
なお、「専門科目」は大きく「農業生産科学関連科目」、「食品栄養科学関連科目」、「地域社会農学関連科目」に分かれますが、各指導教員が提示する「履修モデル」は特定の科目群のみを履修するのではなく、各科目群からバランスよく科目を組み合わせて履修するスタイルを基本とします。
「演習科目」は「食農科学演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ」を第1セメスターから第4セメスターまで連続的に配置しており、すべて必修科目です。指定されたセメスターで必ず履修してください。修得単位数が修了要件単位数を超えていても、演習科目が一つでも未修得の場合は、修了の認定を受けることはできません。なお、演習科目は指導教員が担当するゼミナールで履修することになります。
「特別研究科目」は修士課程で取り組んだ研究の成果を「修士論文」として取りまとめて農学研究科に提出し、審査に合格した者に対し単位認定する科目です。本研究科に配置しているのは「食農科学特別研究」であり、必修科目です。修得単位数が修了要件単位数を超えていても、「食農科学特別研究」が未修得の場合は、修了の認定を受けることはできません。
本研究科博士後期課程に配置している講義科目は「食農科学特別講義」1科目のみであり、それは「必修科目」です。指定されたセメスターで必ず履修してください。修得単位数が修了要件単位数を超えていても、「必修科目」が未修得の場合は、修了の認定を受けることはできません。
博士後期課程の「演習科目」は「農業生産科学特別演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」と「地域社会農学特別演習Ⅰ、Ⅱ、 Ⅲ」、「食品栄養科学特別演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」に区分されます。セメスター開講ではなく通年開講です。博士後期課程の「演習科目」については「農業生産科学特別演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」、「食品栄養科学特別演習Ⅰ、 Ⅱ、Ⅲ」、「地域社会農学特別演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」のいずれを履修するかは選択ですが、課程を修了するためには、いずれかの組合せを必ず履修せねばなりません。なお、演習科目は指導教員が担当するゼミナールで履修することになります。
修了のためには、必修16単位(科目区分「演習・特別研究科目」は必修)と選択16単位(科目区分「専門科目」から選択)の合計32単位以上の修得が必要です。
修士課程開設科目は年度により開講する科目が異なります。
毎年度開講する科目と、隔年で開講する科目があるため学修計画を立てる際には十分に注意してください。
隔年で開講する科目は、西暦奇数年度に開講する科目と西暦偶数年度に開講する科目があります。ただし、開講年度は変更することがあります。
◎必修科目 ○選択科目
科目区分 | 授業科目の名称 | 単位数 | 配当セメスター | 開講年度 (西暦) |
||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1年次 | 2年次 | |||||||
前 | 後 | 前 | 後 | |||||
1 | 2 | 3 | 4 | |||||
専門科目 | 発酵醸造食品科学特論 | 2 | ○ | 奇数 | ||||
フードサービスと食の流通特論 | 2 | ○ | 偶数 | |||||
食・農・環境の技術・経営・倫理特論 | 2 | ○ | 偶数 | |||||
植物遺伝・生理学特論 | 2 | ○ | 偶数 | |||||
作物保護学特論 | 2 | ○ | 偶数 | |||||
分子育種学特論 | 2 | ○ | 奇数 | |||||
作物生産科学特論 | 2 | ○ | 奇数 | |||||
園芸科学特論 | 2 | ○ | 奇数 | |||||
微生物・酵素機能利用学特論 | 2 | ○ | 偶数 | |||||
植物-微生物共生学 | 2 | ○ | 毎年 | |||||
臨床栄養学特論 | 2 | ○ | 毎年 | |||||
臨床栄養療法特論 | 2 | ○ | 毎年 | |||||
人間栄養学特論 | 2 | ○ | 偶数 | |||||
アスリートの食と栄養特論 | 2 | ○ | 奇数 | |||||
栄養機能生化学特論 | 2 | ○ | 奇数 | |||||
食の嗜好性と生理機能開発の科学特論 | 2 | ○ | 奇数 | |||||
管理栄養士特別臨地実習A(臨床栄養学) | 2 | ○ | 毎年 | |||||
管理栄養士特別臨地実習B(公衆栄養学) | 2 | ○ | 毎年 | |||||
管理栄養士特別臨地実習C(給食経営管理論) | 2 | ○ | 毎年 | |||||
地域農業コミュニティ特論 | 2 | ○ | 奇数 | |||||
地域環境マネジメント特論 | 2 | ○ | 偶数 | |||||
グローカル農業特論 | 2 | ○ | 奇数 | |||||
アグリビジネスマネジメント特論 | 2 | ○ | 偶数 | |||||
フードシステム特論 | 2 | ○ | 奇数 | |||||
食料消費と食文化特論 | 2 | ○ | 奇数 | |||||
演習・特別研究科目 | 演 習 | 食農科学演習Ⅰ | 2 | ◎ | 毎年 | |||
食農科学演習Ⅱ | 2 | ◎ | 毎年 | |||||
食農科学演習Ⅲ | 2 | ◎ | 毎年 | |||||
食農科学演習Ⅳ | 2 | ◎ | 毎年 | |||||
特別研究 | 食農科学特別研究 | 8 | ◎ | 毎年 |
修了のためには、必修科目「食農科学特別講義」(2単位)および「農業生産科学特別演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」、「食品栄養科学特別演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」または「地域社会農学特別演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」いずれかの組合せから合計12単位修得し、合計14単位の修得が必要です。
◎必修科目 ○選択科目
科目区分 | 授業科目の名称 | 単位数 | 配当セメスター | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1年次 | 2年次 | 3年次 | ||||||
前 | 後 | 前 | 後 | 前 | 後 | |||
講義科目 | 食農科学特別講義 | 2 | ◎ | |||||
演習科目 | 農業生産科学特別演習Ⅰ | 4 | ○ | |||||
農業生産科学特別演習Ⅱ | 4 | ○ | ||||||
農業生産科学特別演習Ⅲ | 4 | ○ | ||||||
食品栄養科学特別演習Ⅰ | 4 | ○ | ||||||
食品栄養科学特別演習Ⅱ | 4 | ○ | ||||||
食品栄養科学特別演習Ⅲ | 4 | ○ | ||||||
地域社会農学特別演習Ⅰ | 4 | ○ | ||||||
地域社会農学特別演習Ⅱ | 4 | ○ | ||||||
地域社会農学特別演習Ⅲ | 4 | ○ |